スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
タイトルにエピソード9の文字がないんだね。
さて、初日に観てきたので感想。観たのはIMAX 3D 字幕版。なお、なるべくネタバレしないように書くけれど、細かいところまで気になる人はここでさようなら。以下、自己責任で読みたい人だけどうぞ。
ネ
タ
バ
レ
す
る
よ
エピソード8で壮大にずっこけてしまい、どうなることかと思っていたのだけれど、なかなか見事に風呂敷を畳んでいた。これは良い意味での驚きで、こんなことならエピソード8もJJが撮ってくれれば良かったのに、と思わずにいられない。
もともと、ジョージ・ルーカスが「これは全部で9話の物語なんだぜ」と言い放ってから以後、50年ぐらいをかけて完結したので、何よりもまずお疲れ様でしたと言いたい。途中でアレック・ギネスやキャリー・フィッシャーが亡くなったりしたし、映画会社もディズニーに売却されて、その道は平坦ではなかった。
最後のフィナーレとなった本作は、良い意味でも悪い意味でも典型的なハリウッド映画になっていて、約20時間のラスト2時間なので、派手な音楽がなりっぱなしである。なかなか息つく暇がない。数々の伏線を回収しなくてはならないので、無駄を排除して、ラストまで一気に駆け抜ける感じである。エピソード8にして新しく登場したフォースの能力拡大も、本作では気になるほどではないし、作品の中で説明もあって、親切だった。最大の謎だった「レイはどこからきたのか」についても大きな齟齬が残らない形で解き明かされた。
エピソード1〜3では、アナキンがなぜダース・ベイダーになったのかが語られ、エピソード4〜6ではスカイウォーカー家の系譜が明らかにされ、7〜9ではレイがどこからきてどこへ行くかが語られた。
一番感心したのは、「私を憎め。憎んで殺したとき、お前が次のシスになるのだ」というシスの暗黒卿との戦いかたである。憎んじゃダメなら、戦いようがないんじゃないの?というのがダース・シディアス対ルーク・スカイウォーカーの戦い以来の謎だった。その疑問に対して明快な答えが用意されたところが良かった。
逆に、一番どうかと思ったのは・・・・これは観てもらうしかない。公開初日には、いくらネタバレ感想でも書くことができない。
評価は☆2つ半。あと2回は観に行くと思う。
Posted by buu2 at 14:26│
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