年末恒例の、三越の酒器展に行ってきた。今回は、途中で体調不良になるトラブルがあって、開店ダッシュとはならなかった。おかげで見ることができなかった作品がいくつもあったのだけれど、良いのを2つ確保できたので、成果は上々だった。
これは、武山さんのぐい呑。なぜこれが残っていたのかは不明。
磁器の上に釉薬をかけていないので、下絵と同じで描き直しができない。数年前に同じ趣向の花器を出展しているのを覚えているのだけれど、見たのはこれが2作品目。
もうひとつは、井上雅子さんの、ネズミのぐい呑。
表面には虎が描かれていて、内側にこっそりネズミが描かれている。かなり描きにくい場所に描かれていて、虎から隠れていることが上手に表現できている。