原作は積んでおいて読んでない。映画もこれまで観ていなかった。午前十時の映画祭でやっていたので観てきた。
意外と単純なストーリーで驚いた。アメリカ北西にあるワシントン州出身で、東部のワシントンDCでカメラマンとして働いている写真家が、取材で中部にあるアイオワ州にやってきて、中年のイタリア人の人妻と四日間過して別れるという内容。
イーストウッドとメリル・ストリープという人気俳優が主演だったので、公開当時は大ブームになった作品。でも、それほど書くことがない。イタリアから勢いで米国に嫁いできたのは良かったけれど、ど田舎で、狭い村社会で大きなイベントもなく過していた女性に、生きる楽しみを与えた、ぐらいのこと。「家族に全てを捧げたので、せめて・・・」というあたりが当時の人たちには受けたのかもしれない。今の時代は不倫も全然珍しくなくなったので、「あ、そう」ぐらいのことである。
あと、メリルはあんな巨乳ではないよね。おそらくボディダブル。
別につまらないとは思わないけれど、レンタルビデオでも良かったかな。
評価は☆ひとつ。