2022年04月01日

世界トップレベルのスパコンで800億回シミュレーションして日本代表メンバーを決めてみた

知ってる人は知っているけれど知らない人は全く知らないことだが、理科学研究所が誇るスパコン「富嶽」は毎月1日の早朝4:00〜5:30までの間、保守点検の時間を利用して非営利の個人に対して無料で解放されている。

そこで今回は90分の時間をフルに利用して、サッカー日本代表のベスト布陣をシミュレーションで決定してみた。なお、今回の条件設定においては、選手間の相性はパラメーターに加えてない。また、この4年間で代表に呼ばれたことのある選手だけを対象にしてある。

90分間でのべ800億回のシミュレーションを行った結果は次のようである。

前半(システムは遠藤をアンカーにおく4−3−3)

    前田
   三苫 南野

   久保 伊東
    遠藤

中山 吉田 板倉 冨安

    権田


後半の途中から(システムはドイスボランチの4−3−3)

    前田
   三苫 オナイウ

    伊東
   守田 田中

中山 吉田 板倉 山根

    権田

戦術としては前田を走らせて相手ディフェンダーを疲弊させ、前半はとにかく守備的に戦い、相手ディフェンダーのダッシュ力が落ちてきた後半に三苫とオナイウの瞬発力に期待するというもの。また負けパターンははっきりしていて、シミュレーションではセットプレイからの失点を重ねていた。

加えて監督のシミュレーションも行ったのだが、森安だと一次リーグ敗退の可能性が98%(つまり突破の可能性は2%)、あとは一次リーグ突破の可能性で、鬼木21%、長谷川14%、クロップ51%、グアルディオラ48%、コンテ44%、ロサーノ39%、クリンスマン42%、田嶋幸三0%という数値になった。

なお、森安監督の場合、800億回中リーグ突破が1億5963万回。リーグ一回戦突破が1051万回、ベスト4が18万2051回、決勝進出が823回、優勝が0回だった。