2022年09月10日

明治安田J1 第29節 横浜F・マリノス vs アビスパ福岡

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1−0で勝ったのは良かったけれど、西村が怪我させられてすっきりしない。

大体、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でチェックしたのにカードが出ないのが納得できない。それ以前にオン・フィールド・レビューすらなかった。

西村は今シーズンマリノスが優勝すればMVP候補の筆頭。それだけでなく、11月に開幕するワールドカップの代表メンバーに加わる可能性も0ではなかった。それを福岡の危険なプレーで壊されてしまったらマリノスのみならず日本のサッカー界にとって損失である。映像で見る限りではおそらく足首の靭帯を痛めている。復帰は早くても10月半ば以降になるだろう。

それでVARである。

VARは現場にいる一人の判断による必要はない。VARとアシスタントの二人で検討しているようだが、判断が難しい場合は情報をネットで担当者に送って、担当者の多数決で決めても良い。ネットで動画データを転送できるのだから、例えば5人の審判によるVARグループを作り(それはどこかにセンターを置くのでも、ネットに接続された別個のサテライトでも良い)、VARによる主観的な判断が必要な事象が発生した際には、それぞれの審判が独立してファウル/ノーファウル、イエロー/レッドを判断し、多数決で決めてはどうか。

ジャッジリプレイに原博実さんがいたときは「良いアイデアなので今度理事会で相談します」というフットワークの軽さがあったのだが、今はどうなんだろう。