ネタバレが嫌な人はさようなら。
最近はひねくれた脚本が多いので最初から構えて観ていたのだが、意外とストレートな展開だった。ついつい「こいつが一番敵っぽくないので怪しい」と思いながら観てしまう。結局怪しい奴は怪しいままだった。
「食べる」ということを主人公の置かれた状況をわかりやすく見せている。水分を摂るのがやっとだったのが、牛丼の大盛りを食べることができるようになって良かった。
一番印象に残ったのは三浦透子。この女優さんはカムカムエブリバディでも、ドライブ・マイ・カーでも脇役なのに抜群の存在感を見せていたのだが、本作でもとても良かった。受ける印象は安藤サクラや二階堂ふみに似ていて、これからも活躍が期待される。
それにしても、ドラマは放送が終了してから一気に観るのが良い。無駄に待たされずに済むし、CMを抜きにして観ることができるのも良い。