2023年02月13日

週刊ポストのうんこ記事

岸田政権の「雇用制度大改革」の真意 中高年サラリーマン狙い撃ちで退職金、企業年金縮小の流れ

https://news.yahoo.co.jp/articles/e808b86d1f5cae8b045ef871dbb843bfdb6291ad

岸田のやることはほとんどクソだが、中にはこういうまともなこともする。これに反対する方がクズである。

企業が中高年社員のクビ切りや賃下げをしやすくして、退職金や企業年金も縮小し、なくしていこうということです


企業年金に言及しているところはちょっと意味がわからないけれど、退職金をなくしていくのは間違いなく良い方向だ。退職金とは即時に賃金として支払われるべきお金を企業が溜め込んでおいて、退職時にまとめて支払う仕組みだ。しかも、その割合は勤続年数が長いほど高率になる。これからの時代はどんどん転職していくのが望ましいので、勤続年数を長くする方向に働く現在の退職金制度は百害あって一利もない。大体、賃金なら企業で積み立てず今すぐ払えという話である。

それを口実に、「終身雇用」を前提にした日本の制度は「労働移動を阻害する」との理屈で見直しの対象にされている。


実際そうなんだけど。日本経済がいつまで経っても再生しないのはこのせいで、ここを改革しない限り日本経済は再生しない。

政府税制調査会では、退職金への優遇税制は、「転職をためらう要因にもなりかねない」「人が移動しやすくなる税制にすべきだ」と指摘され、見直しがテーマになっている。


正論ど真ん中。