色々な意味で「そりゃないよ」と言いたくなる。こういう映画って観る前の知識が少なければ少ないほど良いので、レビューを書くのが難しい。
無難なところで役者を評価すると、主役級の役者たちに一人も下手くそがいないのが良かった。もちろん、監督も良かった。是枝さんは撮るたびにうまくなっている印象。
内容とか、テーマとか、全体の構造を含めた脚本とかについては全部ノーコメント。あ、是枝作品としては珍しくこの作品は是枝脚本ではない。でも、大きな違和感はなかった。音楽は先日亡くなった坂本龍一だけど、ラスト近くになって「そういえば」と思い出した。
とにかく事前情報をなるべく取り入れず、まっさらに近い状態での鑑賞をおすすめしたい。
評価は☆3つだけど、また観たら印象は変わるかもしれない。