2024年02月27日

底抜け茶碗の植木鉢

茶碗を作る時はまず大まかな形を作って、数日乾燥させて少し硬くなってから最終的な形に削り出す。削る際、なるべく薄くすることによって軽い茶碗が完成するのだが、やりすぎると穴があいて全部がパーになる。僕はこの底抜けを頻繁にやらかすのだが、底が抜けてしまうと最初からやり直しになる。その作業が嫌いなので、底が抜けたら植木鉢にするのが僕の流儀だ。

これは素焼きした植木鉢に黒呉須で絵を描いたもの。

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これで釉薬をかけて本焼きすれば植木鉢の完成である。