2026年05月11日

地獄に堕ちるわよ!

Netflixの「地獄に堕ちるわよ!」を一気見してみた。

まず、美術がかなり良い。日本のテレビドラマはもちろん、邦画でもここまで昭和の景色を再現するのは滅多にないと思う。「三丁目の夕日」ぐらいでももっと稚拙だったような気がする。

一方で脚本は平板。違和感ありまくりのヘタクソではないけれど、ところどころで「ん?」と引っかかるやり取りがあって、Netflixといえども脚本人材はまだ確保できてない様子だった。

監督も同じで、「もうちょっと頑張りましょう」というのが正直な感想である。一番いただけなかったのはスピルバーグの「シンドラーのリスト」のパクリで、そうまでして表現したのに、ほとんど効果的でなかったところが悲しい。

起承転結の転が細木数子の弟にインタビューするところなのだが、その転以降の展開がかなりマイルドで、もうちょっとどぎつくやれば良いのにと思ったのだが、そうすると細木サイドからの協力が得られなくなって、そもそもドラマ化が暗礁に乗り上げるということだったのかもしれない。

面白かったけれど、現実はもっと面白かったのだろう。評価は☆2つ。