多分世界で最初のとんかつ評論家　元木一朗のブログ

やってきました、ナゴヤドーム。中日ファン歴３０数年。ホームゲームを見るのはこれがはじめて。一塁側で見るのも初めて、と言いたいところだったけど、今日は微妙に三塁側なのだ。しかし、関係ない。ドームの中はレフトスタンドの一角を除けばほとんどがドラゴンズファン。素晴らしい。横浜や神宮や東京で肩身の狭い思いをしながらの観戦ばかりだったけど、こんな世界もあったのか！！！神様のご配慮か（って、こんなときだけ神様なのだが）、座席もスーパーグッドな席。ちょっと上のほうだけど、バックネット裏。すぐ上では記者たちがしぶい顔で並んでいる。

さて、注目の第１戦、先発は予想通り中日川上、西武は石井。

川上はボールになるカットボールを振らせられるかが勝負（コントロールと切れ次第）。これを見逃されてしまうようだと、カウントが悪くなってしまって厳しい。今日のスタートは上々の出来。

そして、もう一人のキーマンが立浪。荒木、井端の活躍はもちろんだが、やはり立浪がチャンスで打てるかどうかが勝負。シーズン後半ではちょっと調子を落とし、チャンスに凡退することも多かったのだが、そこはベテラン、シリーズに向けてきちんと調整してくれていることを期待したい。

２回、英智がライトでまずい守備。和田のライトオーバーの大飛球を深追いしすぎてしまい、クッションボールの処理をあやまる間にバッターは三塁まで。ノーアウト三塁の大ピンチ。しかし、ここは川上が魂の投球で無失点に切り抜けた。いいぞ憲伸！！！！

４回、和田のポール際へのホームランで西武先制。静まり返るナゴヤドーム。ファウルになると思ったのに・・・・

５回、今度は英智、まさかの落球。これで２点のビハインド。一方の中日打線は石井の前に完全に沈黙。凡打の山を築くばかり。


審判の判定を巡っておおもめ。チェンジにならなくても、どうせツーアウト２塁で下位打線なので、このままで良いじゃん、と思うのだが、西武は納得しないらしい。まぁ、それもそうかなぁ。テレビの前では暇だろうけど、スタンドはそうでもない。ウェーブをやったり、有名人探しをしたりと大忙し。そして、グラウンドにはリナレスが一人(^^;

スタンドで見つけた有名人。トミーズの片割れかと思ったら、実は村田真一でした。なんでジャイアンツのキャッチャーがここにおんねん、って感じだったけど、結構人が群がって写真を撮ってました。他にいた有名人は掛布かな。
負けている試合だけど、岩瀬投入。テスト半分、もしかしたら半分、って感じだろうか。

結局そのまま中日は敗退。この試合に限れば中日の攻撃には見所がなかった。スタンドが盛り上がったのはヒットが出た一度だけ（立浪の内野安打はほとんどエラーみたいなものだったので）。そして、それも直後のダブルプレーであっという間に意気消沈。

川上は和田のホームラン一発に泣いた感じだが、６イニングで自責点１ならまぁまぁ。西武打線の攻めどころもわかっただろう。あまり多く球を投げていないので、展開によっては第４戦の登板もありか。痛いのは、石井を打てなかったこと。明日松坂にやられるといきなりピンチ。しかし、松坂打てるかなぁ・・・・こんな試合をみるためにわざわざ名古屋まで来たんじゃないぞう〜

頑張れドラゴンズ、燃えよドラゴンズ〜！！！