2004年11月06日

国立科学博物館

今日のお題は国立科学博物館。上野の科学博物館の新館がグランドオープンしたので観にいってきた。

科学博物館はこの間のスターウォーズ展に来たときは工事中だったんだけど、どうなったのかなーと興味津々。まず、注目されたのがICカードの導入。館内を見て周るときにICカードを持って周り、ところどころにおいてある端末にカードをかざして登録するのだ。そうすると、家に帰った後にウェブサイトで、館内で得た情報を引き出すことができるというもの。ICカードは無料で貸してもらえる。

さて、このカードを持ちながら館内を見て周る。なるほど、なかなか良くできている。僕も3年ほど前に北の丸の科学技術館とつくばのエキスポセンターの展示の一部を主担当としてプロデュースした事があるのだが、関連する展示は明らかにこちらのほうが上。僕がやった方は、すでに別の用途で作った展示物があって、それを再利用するというものだったので、性格的には大分異なるのだが。好き勝手にやれると色々できて良いなぁ、お金もたくさんありそうだなぁ、って感じ。

タッチパネル方式の情報端末があちらこちらに用意されているし、訪問者が主体的に参加できる展示もたくさんあって、展示はなかなかナイスだと思った。一番の問題は最大の特徴であるICカードの使い勝手だろう。まず、センサーの感度が非常に悪い。タッチしただけで認識してもらえるケースはほぼ皆無。多くの人がたたきつけたり、色々やっている。あちこちまわってみてのノウハウとしては、センサー部分に押し付けて、ぐりぐり押すか、あるいは押し付けたまま回転させると良いみたいだ。また、認識したときの音も場所によって大きかったり小さかったり。このくらい、きちんとコントロールしてくれ。それから、センサーのある部分には同時に解説モニターも付属している。この前で別のお客さんがモニターを操作していると、こちらのカードを認識させる作業がやり難い。場合によってはずーーーっと占拠されてしまうわけで、解説とセンサーは別にしてくれ、って感じ。

ちなみに500円を出すと展示解説ガイドのPDAを貸してもらえる。これがまた難物。ときどきハングアップしてウィンドウズの画面になってしまうのだ。そのたびに館内の係員を探し出して直してもらわなくてはならない。

ICカード、PDAと、二つの先進機器を導入したのは高く評価できるが、それによって生じた問題点のほうが大きくて、逆にイライラさせられたのも確かである。

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