
昨日はトレーニングから帰ってきて仕事をして、さて寝よう、と思ったのだけれど、どうも寝付かれない。最近は仕事が終わると大抵疲れちゃっているので、横になるとすぐに眠れちゃうんだけれど、「早めに寝よう」と思うと難しい。で、ふと気がつくともう2時過ぎ。出発は4時ごろ。「これで中途半端に寝ちゃうと朝が凄くつらくなりそうだな」と思ったので、そのまま仕事を続けることにして、徹夜で佐島に向かった。
さて、佐島に到着して、いつもの与太郎丸に乗って、沖へ。最近はそこそこ釣れているらしく、船もバラけている。魚の数が少ないと、たくさん連れる場所も限られてしまい、結果として船が一箇所に集まってしまう傾向があるようだ。
朝一のスポットでは、糸を垂らしてすぐに反応あり。こういうときはあんまりおしゃべりなどせず、どんどん釣った方が良い。サバ、アジといった美味しいところが釣れるが、中心になるのはソウダガツオ。ソウダガツオは引きが強いので、釣ること自体はそこそこ面白い、ただ、あちらこちらに走り回るので、すぐに隣の人とお祭りしちゃう。だから、最初のうちは面白いけれど、途中から飽きてくる(笑)。あまりにもソウダガツオが多いからか、場所を変更することに。
次のスポットではいくらやっても全然あたりがない。もうお魚さんたちはおなかが一杯なのかもしれない。時間は8時過ぎ。何はともあれ、こりゃ駄目だ、ということで釣り場変更。
三箇所目は、二投目ぐらいであたりがあって、「あ、ここのお魚さんたちはまだおなかがすいているみたい」という状況。で、次ぐらいからソウダガツオ、サバなどがかかり始めた。でも、しばらくすると今度は海面すぐのところにソウダガツオが集まってきてしまい、狙いのタナまで餌が落ちていかない。もう、ぽんっと針を落としたその瞬間にソウダガツオが食ってしまうのだ。ソウダガツオばかり釣っても仕方ないので、また場所を変えるかー、というところで僕の竿にあたりがあって、例によって良く走るので、またソウダガツオかなぁ、と思ってあげてみたらイナダだった。これ、今日の目標物。場所を変えようかと思ってみんな準備していたんだけれど、方針変更。ここでやるぞー、ということになった。でも、僕の竿にはサバとソウダガツオしかかからない。何人かがイナダをあげたところで、結局場所を変更することに。
四箇所目は二箇所目と一緒で、全然あたりがない。海釣りでは釣る人の腕なんかより、どこで釣るか、場所とタナがめちゃくちゃ重要。だって、僕みたいなど素人が凄い安い竿とリールを使っていても釣れちゃうんだから。ということで、再度場所を変更。
次の場所は一箇所目、三箇所目のように入れ食いという感じではない。なんというか、適度なあたり。糸をタナまでおろして、2、3分であたりが来る。そして、あげてみるとアジ。このあたりのアジは青アジというらしいのだけれど、とにかく美味しい。イナダは味はまぁまぁだけれど、とにかくでかいので、一匹いれば十分。あとは味を釣りたい。だから、このスポットはナイス。ということで、アジに狙いを定めつつ、のんびり最後の釣り。結局、釣果の方は、
ヒラソウダ 1
マルソウダ 11(そのほかにリリースしたのが3、4匹)
アジ 7
イナダ 1
サバ 7
という感じ。僕的に言うと、これは年に一度か二度の豊漁。これで二箇所目、四箇所目も釣れていたらどうなっていたことやら。でも、釣り過ぎちゃうと今度は魚の処分に困る。物事は適度なのが一番。
ということで、昼過ぎに釣りを終了して、みんなで佐島マリーナでお茶を飲んで、現地解散。僕は横浜の本社に戻って、それから実家の美容室へ。といっても、本社のある建物の一階なんだけれど。そこで釣れすぎた魚達をなじみのお客さんたちにプレゼント。マルソウダとか、生では食べれないかも知れないけれど(時々あたる人がいる)、火を通せば全然問題ない。
で、夕方になったので、残った魚を持って、勇吉さんへ(近所のおすし屋さん)。