2017年12月03日

うな富士

陶芸作品を中心にコレクションしているキングかすさんに「名古屋のうな富士が美味しい」と教えていただいたので、食べに行ってみた。

ギャラリー数寄さんのオープニングパーティのあとだったので、サービスエリアで仮眠をとって向かった。おかげで、11時開店のところ、8時に到着していた(笑)。さすがに誰もいない。













でも、この状態で、寒い中一人で並んでいるのもどうかと思うので、駐車場に停めて、のんびりしていた。すると、1時間前ぐらいからちらほら来店する人が現れたので、僕も外で並ぶことにした。車の中で油断している間に順番が遅くなってしまっては笑い話にもならない。結局、そとで50分ぐらい待って、5番目ぐらいで入店した。メニューはこんな感じ。




さすがにここまでやったので、上ひつまぶしを注文。ここは普通のうな丼を注文する場面ではないだろう。

待ち時間は約20分。













まず、ひつまぶしの公式通り、そのままで食べてみたら、これが美味しい。先週浜名湖で食べたうなぎより2ランクは上である。

4分の1ほど食べたところで次は出汁で割ってお茶漬け。



これも美味しいといえば美味しいのだが、普通にうな丼として食べても十分美味しいので、勿体無く感じる。さらに薬味を入れて、4分の1。




うん。これも美味しいけど、やっぱり素のままのうな丼が一番美味しい。

ひつまぶしって、大きなうな丼を、それだけで食べていると単調なのでちょっと目先を変えながら、という趣旨だと思うのだけれど、この店のうな丼はそんな小手先の工夫が一切不要である。だから、ひつまぶしではなく、うな丼で十分。飽きない。これはレベル高いぞ。これまで名古屋のベスト鰻屋はうなぎ木屋だと思って来たのだけれど、変更する必要があるかもしれない。

食べ終わるまで約40分。店を出たらこんな感じ。




テントの中には20人が待っていて、しかも代表者だけが並んでいるケースもある。これは大変だ。

店名 うな富士 (うなふじ)
電話 052-881-0067
住所 愛知県名古屋市昭和区白金1-1-4 プレザアント白金
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜20:00
定休日 水曜・第1・3火曜  

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2017年11月26日

炭焼きうなぎ加茂

来年のそば打ち会の参加記念品はうなぎがモチーフと決まっているので、確認の意味で?浜名湖まで行って有名なうなぎを食べておくことにした。向かったのは、「加茂」というお店。

昼ごはんにはちょっと早めの11:45に行ったら、すでに大行列。名前を伝えると、14:45ぐらいに来てくれとのこと。お一人様なら早めに、ということは一切なかった(笑)。

近所で黙々と過去のブログ記事を書いて時間を潰していると、14:32に電話があって、入店可能とのこと。14:35に着席して注文することができた。ほぼ予定通りになっていて素晴らしい。







注文はうな重の特上。




提供されたのは14:58だった。













関西風の焼き方で、焼く前に蒸してないので皮の付近がやや硬い。味付けはかなり濃い。関東の、ふわふわのうなぎに比べるとすごくしっかりしていて、食べ応えがある。

店名 炭焼うなぎ 加茂
電話 053-526-2428
住所 静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑791-8
営業時間 [月・火・木・金] 11:00〜14:00 17:00〜20:00 [土・日・祝] 11:00〜15:00 17:00〜20:00
定休日 水、木曜日  
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2016年11月11日

今日のこいや

八方で夜ご飯というと、鉄板なのがこいやのウナギである。ここは鯉料理も美味しいのだが、鯉が嫌いな人は多く、どうしてもウナギになりがちだ。おまけに、今日からウナギ関連が割引である。




ということで、うなぎを食べざるを得ない。
















店名 こいや
TEL 0261-72-2245
住所  長野県北安曇郡白馬村北城4093-2
営業時間 11:00〜14:30 17:30〜20:00 [12月末〜5月中旬] 11:00〜14:30 17:30〜21:30
定休日 不定休  

2016年08月29日

満る岡

埼玉県行田市にある老舗の鰻屋さん。なかなか美味しいのだが、ここまで来るのが大変である。東京からわざわざ来るほどかといえば、そんなこともないのだが、近所だったら定期的に食べに来るレベル。














  

2016年05月25日

今日の木屋

個人的には日本で一番美味しいと思っているひつまぶし。本日も平常運転。








  

2016年01月05日

有田の鰻屋さんで昼ごはん。頼んだのはうなぎ定食。













普通に美味しかったけれど、うな丼かうな重にしておけば良かった。

店名 うなぎ専門店 味
TEL 0955-42-4010
住所 佐賀県西松浦郡有田町岩谷川内2-10-11
営業時間 [月〜金]11:00〜21:00 [土・日・祝]11:00〜21:00
定休日 不定休  

2015年11月28日

鰻 むさし乃

浦和の「鰻 むさし乃」で新仔鰻を食べることができると聞いて行ってきた。僕の認識では「成長がはやい鰻」だったのだけれど、店の薀蓄によると「稚魚から同じ池で育てられ、初めて池上げをされた最高級の活鰻です」とのこと。ブランド名を和匠鰻というそうで、癖や臭みがない最高級の養殖鰻らしい。ということで、この宮崎県佐土原の新仔鰻のうな重を注文。税込みで4,860円。













なるほど、確かにさっぱりとしている。その鰻の良さを活かすためなのか、甘すぎず、主張し過ぎないタレが良い感じである。

店名 鰻 むさし乃
TEL 048-883-6344
住所 埼玉県さいたま市浦和区東高砂8-3 1F
営業時間 11:00〜14:00(L.O.13:30) 17:00〜20:15(L.O.19:30)
定休日 月曜(祝日の場合翌日)・第2火曜  

2015年07月24日

鰻 伊勢定

日本橋の鰻伊勢定の鰻をおみやげに貰ったので、うな丼。




美味しい。  

2015年04月02日

うな専

熊本で一番美味しいという人もいるくらいの有名店に連れて行ってもらいました。

メニューはうなぎめしとうな丼、かば焼きなど。注文は推薦者イチオシのうなぎめし。




ご飯はお櫃に入って提供され、自分で好きなだけ食べることができる。うなぎはやや固めで、タレが少なめ。関東だとタレをベチョベチョにたっぷりかけるのが普通だけど、この店はかなり控えめである。なので、ご飯の色が変わってしまうようなことはない。




個人的には、ご飯がやわらかすぎるのが減点ポイント。のりみたいとまでは言わないまでも、かなり柔らかい。ご飯は硬めで、タレが多めだったら良かったのに、と思うのだが、これは好みの問題かも知れない。僕はうなぎの経験値がまだまだなので、「うなぎとはかくあるべし」という指標が自分の中になくて、きちんとした評価ができないのだが、身がしっかりしているうなぎは、良く言えば天然物に近い。悪く言うなら、脂が乗っていない。













つけもの、肝吸い、デザートと、どれも美味しかった。

店名 うな専
TEL 096-353-4978
住所 熊本県熊本市南区近見1丁目1-3
営業時間 11:00〜15:00
定休日 月曜・金曜・第3日曜  

2014年11月07日

うなぎ小林で天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べ

諏訪のうなぎ小林で、天然と養殖の食べ比べをしてみた。

この店では過去に天然と養殖をそれぞれ食べたことがあったのだが、両方を並べて食べたことがなかったのである。普段から食べ慣れているわけではないので、「どう違うんだろう」というのが正直なところだった。

鰻 小林
http://buu.blog.jp/archives/51337698.html

うなぎ小林 再訪
http://buu.blog.jp/archives/51430984.html

今回は大勢での訪問だったので、色々と注文して比較してみることにしたのである。


まず、鰻のヒレの揚げ物、カジカの佃煮、ふろふき大根、もずく酢など。













こちら、天然。




こちら、養殖。




あと、前回食べた金銀セット。







金銀セットのためのひつまぶしセット。




お漬物とお吸い物と水菓子。










食べ比べてはっきりわかったのは、歯ごたえ。天然物は皮のあたりがしっかりした食感。一方で養殖は、全体的にふわふわで、やわらかすぎる印象である。味の点ではそれほど大きな差異はなかったと思う。また、良く天然物は脂がのっていなくて味気ない、という話を聞くのだが、そんなことはなかった。

二つを並べて食べ比べてみれば違いはわかるけれど、じゃぁ、単品で出されて「さぁ、どっち?」と質問されて、正答できる自信はない。

何しろ、なかなか食べ比べることができないので、良い経験になった。

店名 うなぎ 小林 (こばやし)
TEL 0266-54-7717
住所 長野県諏訪市四賀赤沼1958-2
営業時間 11:00〜15:30(L.O.14:30) 17:00〜21:30(L.O.20:30)
定休日 月曜・第1・3火曜(祝日の場合は翌日)  

2014年04月15日

ぎをんう桶や「う」

ちょうど奈良を旅行中の友人がいたので、京都に立ち寄ってもらい、うなぎを食べに行くことにした。行ったのは、う桶や「う」である。店の屋号は「う」なのかな??










注文したのはう桶の三人前。




京都ということで関西風の鰻を想像していたら、関東風の蒸した鰻(多分)が出てきたのはちょっと意外だった。鰻って、「ここは段違いに美味い」ということもなく、価格がびっくりするほど高いこともなく、その点でとんかつと良く似ているのだが、このお店も価格相応に美味しかったし、雰囲気も良かった。複数で京都に来る機会があれば、また寄ってみるかも知れない。

店名 祇をん う (ぎおん う)
TEL 075-551-9966
住所 京都府京都市東山区祇園町南側570-120
営業時間 11:30〜14:00(L.O) 17:00〜20:00(L.O)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)  

2014年03月10日

うなぎ小林 再訪

白馬から帰るときは大抵の場合、上信越道から関越道をまわるんだけれど、今回は家のお酒が切れていたために、諏訪経由で帰宅。諏訪にある舞姫酒造で「翠露」というお酒を入手するためだ。そして、その舞姫酒造に行くときは、必ず寄るのがうなぎ小林である。

今の時期は天然うなぎの漁期ではないので、養殖のうなぎになる。それで、この店の売りの一つである「金銀うな重」にしたのだが、「昼の部で金銀用のうなぎが全部出てしまいました。特々用のうなぎで作ることはできるのですが、500円以上高くなってしまいます」とのこと。埼玉や横浜からやってきて、ここで500円をケチるのはナンセンスなので、「じゃぁ、それで」と金銀うな重の特々バージョンを注文。



















普通の蒲焼きと、白焼きを同時に楽しむことができる。蒲焼きはわさびで、白焼きは柚子胡椒で食べて、最後はだしでお茶漬けにして食べる。今日は蒲焼きにわずかに苦味があったので、白焼きの方が美味しかった。

店名 うなぎ 小林 (こばやし)
TEL 0266-54-7717
住所 長野県諏訪市四賀赤沼1958-2
営業時間 11:00〜15:30(L.O.14:30) 17:00〜21:30(L.O.20:30)
定休日 月曜・第1・3火曜(祝日の場合は翌日)  

2013年11月07日

小川菊

川越にトンカツを食べに行ったら中間閉店で夜の部が始まるまでに2時間もある。仕方ないので、方針を変更して鰻に。行ったのは小川菊。日本人らしく上を注文。













注文からうな重が出てくるまでの時間はちょっと短め。鰻はやや柔らかめで、甘みの強いタレがたっぷりかかっていた。個人的にはもうちょっとパリっと焼かれているのが好きなのだが、悪くはない。ご飯はちょっと柔らかめで、これも個人的にはもうちょっと硬めに炊いてあるほうが好み。

鰻柔らかめ、タレ甘め、味濃いめ、といったあたりが観光地らしい印象で、美味しいには美味しいのだけれど、子供向けな仕上がりに感じた。

店名 小川菊 (おがぎく)
TEL 049-222-0034
住所 埼玉県川越市仲町3-22
営業時間 11:30〜19:00(鰻が売り切れ次第 閉店)
定休日 木曜(不定休日あり)  

2013年08月21日

鰻木屋

名古屋といえば三大名物はひつまぶし、味噌カツ、味噌煮込みうどん。このうち、味噌カツはカツの良さを消してしまう食べ物なので、僕はかれこれ10年ぐらい食べていない。味噌煮込みうどんは決して悪くない食べ物だとは思うのだが、ちょっと高すぎる印象がある。僕が適正と思う価格の二倍ぐらいの値がついているので、こちらも食べる機会はほとんどない。必然的に、名古屋に遊びに行くと必ず食べるのがひつまぶしである。

ひつまぶしといえば「ひつまぶし」という単語を商標登録もしているあつた蓬莱軒が定番で、デパートにも支店を出していることから、黙っていると蓬来軒で食べることになる。他にも、いば昇、白河と、有名ドコロは数軒あるのだが、僕が行くのは決まって木屋である。ちょっと不便なところにあるので、仕事のパートナーなどがいると行きにくい店なのだが、個人旅行で行くときは100%、ここで食べる。







混雑する時間をちょっと外して13時過ぎに到着したら、店の前は香ばしい煙で真っ白だった。店に入ると、ほぼ満席。しかし、運良く1つだけテーブルがあいていた。着席すると、注文はもちろん上おひつまぶしである。普通のおひつまぶしよりも鰻が一切れ増えて、吸い物も肝吸いにバージョンアップする。わざわざ新幹線で来ているのだから、ここでケチっても仕方がない。




注文してから約30分で到着。







普通はここで3等分するのだけれど、僕は4等分する。

まずはそのままで一杯。




関東風の鰻に慣れているとちょっと香ばしすぎ、硬すぎに感じないでもないのだけれど、このあとの食べ方にはこの店の調理が非常にフィットしている。

素のままに続いての一杯では薬味を投入するのだが、僕の場合、ワサビはちょっと風味が強いので、ネギとノリだけをトッピングして一杯。




続いて、今度はワサビも加えて一杯。




そして、最後にダシでお茶漬けにしてシメの一杯。




やはり、ひつまぶしはここに限る。鰻の漁獲高が激減していていつまで食べることができるのか不透明ではあるのだが・・・

店名 鰻木屋 (うなぎきや)
TEL 052-951-8781
住所 愛知県名古屋市東区東外堀町11
営業時間 11:00〜13:30 17:30〜18:30(夜は要予約)
定休日 日曜・祝日  

2013年05月05日

上村うなぎ屋

熊本県民の知人に「美味しい店はどこだ」と聞いたら教えてくれたのがこの上村うなぎ屋である。せっかく熊本まで来たのだから、これを食べない手はない。ということで、お昼前にお店に到着。

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すると、すでに店の前には行列があって、駐車場は第4駐車場まで一杯。大繁盛である。人吉まで鰻を食べに来たのだから、もちろん行列の最後尾についたのだが、僕までで待っているのは7人。これならそれほどでもないかな、と期待。しかし、そこはうなぎ屋。店に入るまでに約20分を要した。

店内は非常に落ち着いた雰囲気・・・

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の席もあるが、そうでもない席もあって、かなり雑多な感じである。僕は相席のテーブル席になった。「つかみどころのない奴だが 腹を割いて焼いて見りゃ ちったあ味のある男」と書かれた色紙が貼ってあったのだが、あとから聞いたら森繁久彌の筆によるものだったらしい。

さて、席についてから待つこと約30分、いよいよ鰻の登場である。

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鰻について良く言われるのは、関東の背開き、関西の腹開きである。関東は切腹をイメージすることから腹開きを嫌ったらしい。ところが背開きにすると、切った鰻の切り口が硬い。おかげで、鰻を蒸すことができる。これが腹開きだと、端の身が柔らかいのでぽろぽろ砕けてしまうらしい。ということで、関東では背開きにして、さらに焼く前に蒸すことによって、ほっこりと柔らかい蒲焼が作られるようになった。一方で関西は相変わらず腹開きだったため、蒸すことができず、いきなり焼くことになったそうだ。

ところが面白いのは、九州のこの地域は背開きなのに、蒸さないらしい。つまり、関東とも、関西とも違う文化圏なのだ。

さて、その鰻を食べてみると、蒸していないので、皮がしっかりしている。ちゃんと火が通っているのに歯ごたえがある。最初、あれ?火が通っていないのかな?と疑ってしまうほどだった。でも、食べ慣れてしまえば問題ない。なるほど、こういうものなのか、と思いながら、うな重2,100円也を完食した。

正直なところ、「ここは美味しいよ」と言われたお店なら、ほとんどの店で美味しいと感じてしまう味音痴なので、江戸川橋の石ばしでも、小淵沢の井筒屋でも、諏訪の小林でも美味しいと感じるのだけれど、この店もなかなかに美味しかった。人吉まで来たら、ここの鰻を食べることはかなりオススメである。

店名 上村うなぎ屋
TEL 0966-22-3312
住所 熊本県人吉市紺屋町129
営業時間 10:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日 不定休

  

2013年03月10日

井筒屋@小淵沢のうなぎ

最近は中央道方面にはあまり出かけないし、出かけても諏訪で食べることが多く、なかなか小淵沢に行くことがなかったんだけれど、今日は「諏訪では早すぎて、甲府では遠すぎる」という微妙な時間に八ヶ岳周辺に差し掛かったので、では久しぶりに井筒屋へでも、と思って高速を降りてみた。

外まで行列していたら清里方面か、甲府に逃げるつもりだったのだけれど、意外にもかなりすいていた。鰻の値段がアップしているからかも知れない。

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今日は折角なので、登録商標を取得しているという「かめ塩のうなぎ」を頼んでみた。

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どんなのかなー、と思っていたら、塩焼きの鰻をレモンと塩山椒でいただく、という趣向。

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鰻は白焼きよりも脂を落とさないように調理しているようで、かなり脂が前面に出ている。脂のおかげでしまりがなくなりそうなところ、レモンと塩山椒で濃い目に味付けしているようだ。

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トコロテン方式のレモン絞り機でレモンを絞りながら食べるのだけれど、若干作業が面倒くさい。

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鰻はある程度のレベルを超えると、あとは好みの問題になってくると思う。この店の「かめ塩」の場合、脂多め、味薄めが好みなら結構イケていると思う。僕は「普通のにしておけば良かった」と思った。

ところで、このかめ塩、以前は2600円ぐらいだったと思うのだけれど、今日は3500円だった。鰻の値段が高騰しているのは知っていたけれど、素材の値上がりの影響って馬鹿でかいんだなぁ、と思った。  

2012年05月06日

鰻 小林

このブログには「うなぎ」というカテゴリーがあるくせに、ほとんど鰻を取り上げていないのだが、今回は諏訪に行ったので鰻を食べてみた。しかも、天然だ。生まれて初めて(笑)、天然の鰻を食べた。

なぜこうなったかというと、今日は朝から雨で、雷は鳴っているし、風は強いし、こんな日にスキーをするのはいい大人のすることではない、ということになった。朝の8時にキャンセルが決まり、さて、どうしよう、ということになったのだが、慌てて帰っても恐らくは中央道は小仏トンネルあたりで大渋滞のハズ。僕は帰り道に上諏訪にある舞姫酒造に行って、そこの「翠露」というお酒を買いたいと思っていたので、それなら諏訪界隈をウロウロしてみるのも悪くない、ということになり、まずは諏訪に行ったのである。諏訪に到着すると大雨で、もう昼過ぎだった。まずは昼ごはんを食べよう、ということになり、白馬の宿で調べてあった鰻を食べることにした。行ったのは、諏訪でも一番評判が高い「小林」という店。

到着すると、店は満席で、少し待つことに。「メニューを見ておいてください」と言われたので、「上で良いかな」と思っていたのだが、メニューの横に書いてある「天然あります。時価」という文字がちょっと気になった。ほどなく席が空いたので、座敷に座り、注文となったのだが、その際に「天然はいくらなんですか?」と聞いたら、4千円、5千円、6千円のがあるらしい。意外と安いじゃないか。東京で天然鰻を食べようと思ったら、たいていは8,000円コースである。なので、ついつい、5,150円のを注文してしまった。

普通の鰻は下ごしらえしてあるようでそれほど待たされずに持ってきてもらえるようだったが、そこは天然。きっと40分待ちだろうと思って構えていたら、20分ぐらいで出てきた。

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これまでに何度か「天然は身が薄くてパサパサしている」といった話を聞いていたのだが、別にそんなこともなく、普通に「凄く美味しい鰻」だった。が、鰻の経験が浅い僕には、天然と養殖の違いが良くわからなかった。そこそこに肉厚で、適度に脂が乗っていて、バランスが良い。この、脂が乗りすぎていないところが天然ならではなのかも知れない。しかし、これはあくまでも想像。食べ比べれば良かった。でも、一緒に行った人も僕も、「ちょっとわけてもらう」のは嫌で、どうせならまるまる一匹分食べてみたかったのである。

食べ終わって、「養殖との違いはどうだったんだろう」というモヤモヤしたものが残ってしまった。

後から来た人が注文の際、お店の人に「もうお一人様分しか天然がありません。食べ比べてみるのも良いと思います」と言われていたのを聞いて、そうだよなぁ、と思ったのだが、その二人連れは天然が食べたかったにも関わらず、二人ともに養殖を注文していた。うーーーん。

次に諏訪に来るときは、天然と養殖を頼んでシェアしようと思う。白馬には年に5、6回は行くので、機会は結構早く来ると思う。

店名 うなぎ 小林 (こばやし)
TEL 0266-54-7717
住所 長野県諏訪市四賀赤沼1958-2
営業時間 11:00〜15:30(L.O.14:30) 17:00〜21:30(L.O.20:30)
定休日 月曜・第1・3火曜(祝日の場合は翌日)  

2011年07月30日

いつもの鯉屋、いつものうなぎ

夏に白馬に来れば一度は食べる鯉屋のうなぎ。

今回も鯉は食べずにうなぎを食べた。

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2010年08月26日

新橋演舞場内 雪月花

新橋演舞場で昼に歌舞伎を観ることにしたので、雪月花で鰻を予約。幕間に食べられるように、一幕が終わった時点でちょうど食べられるように準備ができている。30分しか時間がないのでちょっと慌しいのが残念だけれど、それ以外には特に不満はない。

鰻は本当ならもうちょっと温かい方が好きだけれど、まぁ、こんなものか。ご飯も炊き具合はちょうど良いと思うのだけれど、少し時間が経ってしまった感じ。別にのんびりしていたわけでもないのだけれど。ベストコンディションというのはレストランの性質上、難しいのかも知れない。唯一、肝吸いだけはちょっと手抜きな感じ。あんまり風味が感じられなかった。

評価は☆2つだけれど、この質なら十分に満足。

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店名 お食事処 雪月花 (おしょくじどころ せつげっか)
TEL 0120-224-117
住所 東京都中央区銀座6-18-2 新橋演舞場
定休日 不定休(新橋演舞場に準ずる)  

2010年08月01日

こいやのうな重 松

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なんか知らないけれど、今日はたまたま土用の丑の日だったらしい。あれ?先週だったんじゃないの?って思ったんだけれど、今年は二回あるらしい。そんないい加減な、と思ったけれど、まぁいいや。食べた後に聞きました。今日も丑の日だったって。

こいやの鰻を食べるのは初めてじゃないんだけれど、いつもはすっかり酔っ払った状態で、締めで食べる一杯。でも、今日はそばまきして、散々歩きまわっての一杯。だから、全然状況が違う。この店は鰻屋さんには良くある、「注文を受けてからさばきます」という店。なので、出てくるまでに30分以上時間がかかる。いつもなら何か飲んで待っているのだけれど、今日はこのあと東京まで運転しなくちゃならないので飲んでいる場合じゃない。っていうか、飲めない。なので、おとなしくじっと待っていた。それで、この鰻。まぁ、まずいわけがないのですね。大変美味しくいただきました。  

2009年04月21日

新宿うな鐡

7137949e.JPGもう、ずーっと飲み続けて、最後の最後に締めということで寄ったお店。ということで、味のことは正直全く覚えていません。食べたときは「美味しい」と思ったことは間違いがないのですが、どの程度美味しかったのかとか、微妙なことはさっぱりわかりません。だから、レビューも書けません。とりあえず、写真だけ。

しめと良いながら、焼酎とかも結構飲んだ気がします。そうだ、佐藤のロックを飲んだんだ。でも、どのくらい飲んだのかはさっぱり記憶にありません。

店名 新宿うな鐡 (うなてつ)
ジャンル うなぎ
TEL 03-3209-3339
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-11-2  

2008年11月15日

井筒屋

小淵沢の行列店、井筒屋。スキーに行くたびに食べようと思っていたのだけれど、いつ行っても行列。行列が大嫌いな僕としてはなかなか行く機会がなく、では予約して、と思っても、「17時入店可能な方のみ」という条件がついてしまう。ということで長いこと行く機会に恵まれずにいたのだけれど、ブーツのチューンナップをしに行った帰りにちょうど時間ができて、ようやく食べることができた。

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まずメニュを見てみると、早速「今しか食べられない天然ものをどうぞ」の文字。しかし、うなぎは天然よりも養殖の方が美味しいんじゃないかなぁ、という邪道な考えを持っている僕なので、「最初に食べるのは、やっぱ、養殖でしょう」ということで、今日のところは養殖の特上を頼んでみた。同行者はかめ塩にしようかどうしようかと散々悩んでいた様子だったけれど、結局たれとわさびの両方を楽しめる「二のう」を注文。「15分ほどお待ちください」とのことだったけれど、周りのお客さんにどんどんうなぎが出てきているのに僕達のテーブルだけ時間がかかって、結局40分ぐらい待った。しかしまぁ、うなぎ屋さんで待たされるのは普通のこと。逆に待たないうなぎ屋は信用がおけない。

特上は白焼き、うな丼、きも吸、香の物の4品。白焼きはわさびしょうゆでどうぞ、戸のことだったけれど、僕は醤油は使わず、わさびだけで食べてみた。

まずうな丼。うなぎはそれほど肉厚ではなく、このあたりはちょっと意外だったのだけれど、蒸してふんわりと仕上げたうなぎはなかなかの味。タレはやや甘めでやや薄味。最近すっかり「あっさり味」が好みになった僕にはちょうど良い感じ。ご飯も適度に硬く炊かれていて、非常に美味しい。このうな丼だけで2000円ぐらいの価値は十分。これに加えてうなぎの白焼き。こちらもうな丼のうなぎと同様、やや厚みには乏しいものの、味は非常に良い。もうちょっと脂が乗っていても歓迎するところだけれど、わさびでさっぱりと食べるにはちょうど良いかも知れない。きも吸も美味しかった。香の物だけは全体に比較してちょっとクオリティが落ちると思うのだが、まぁ及第点。特上2800円で二種類のうなぎを満喫できるという意味ではお得だと思う。ただし、「これは絶品」というところまではいかず、うな丼だけで考えれば関東なら「石ばし」「米代」の方が上だとは思う。

ちなみに同行者が頼んだ「二のう」のわさび味の方をちょっと食べさせてもらったが、こちらもなかなか美味しかった。

コストパフォーマンスは非常に良いと思う。ただし、東京からわざわざ食べに来るほどのことではない。東京にも同程度に美味しいお店は何軒か存在するし。このあたりにスキーに来て、時間があって、行列していなければまた寄って食べたいというレベル。評価は☆2つ半。

店名 井筒屋 (いづつや)
TEL 0551-36-5990
住所 山梨県北杜市小淵沢町1035
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜20:30
定休日 火曜日  

2008年02月15日

こいや

3e5b3723.JPG白馬の「こいや」へ、元五輪選手に連れられて来てみました。白馬ではかなりお勧めのお店とのこと。お店の水槽では馬鹿でかい鯉がたくさん泳いでました。

あらい、塩焼き、鯉こくなどの鯉料理と、鰻などを食べてきました。確かになかなか美味しかったです。横浜界隈では鯉ってわりと良く食べる魚だったので子どものころは良く食べたものですが、最近は全然食べていませんでした。当時は臭みがあって、骨が太くて、なんか食べにくい魚だなぁと思っていたのですが、おかげで魚を食べるのは上手になりました。しかし、水がきれいなところの鯉は臭みもなくて美味しいんですねぇ。あらいも塩焼きもぺろりと食べてしまいました。

白馬はどぶろく特区ということで、条件を満たすとどぶろくを製造することができます。この店のどぶろくははなかなお勧めです。  

2007年11月02日

いば昇

2cc2ab58.JPG名古屋ひつまぶし三連発の最後はひつまぶしの発祥の店とも言われるいば昇にいってみました。錦三丁目のど真ん中と言うことで、周辺はかなり怪しい雰囲気です。新宿歌舞伎町の一角と言ってもおかしくない町並みの中に全く不似合いな店構え。昔は逆だったんでしょうが、あぁーあ、という感じです。しかし、店に入ってしまえば中は昔ながらの雰囲気です。

食べたものはもちろんひつまぶし。うなぎは木屋よりはしら河に近いタイプですが、しら河に比べれば肉厚だし、量も多い感じです。味はかなり薄味で、甘みがありません。が、うなぎのタレをちゃんと用意してくれているので、甘口が好きな人はこのタレを使うと良いと思います。僕はちょっと使ってみたら甘すぎたので、使うのをやめておきました。それでも僕には十分。ご飯の炊き具合も良い感じで、なかなか美味しかったです。トッピングのねぎがさらしねぎなのがちょっと変わった感じ。でも、本当はこちらがオリジナルで、小ねぎを使うほうが亜流なのかも知れないです。わさびは多少効きが悪い感じでした。あと、頼めばもらえたのかもしれませんが、ダシをもらえませんでした。なので、お茶漬けはなし。

お吸い物はなかなか美味しかったです。

ということで、名古屋の4大ひつまぶしを並べてみると、

木屋>>蓬莱軒>いば昇>>しら河

という感じです。名古屋でひつまぶしを食べるなら、とりあえず木屋に行っておけ、ということでFAのようです。  

2007年11月01日

木屋再訪

ab818a1e.JPG昨日行った「しら河」はちょっとがっかりレベルだった。ラーメンでもそうだけど、イマイチなものを食べるとちゃんとしたものを食べたくなる。それで、すぐ近所に木屋があるのはわかっていたので、こちらで昼ごはん。

前回同様、おひつまぶしを注文。

いやーーーー、やっぱ、こう言ってしまってはなんだけど、しら河とは全くレベルが違うと思う。こちらの方が全然おいしい。うなぎの質、焼き加減、味付け、ごはん、お吸い物、そして店員のサービス。全てにおいてワンランク上なので、トータルで見ると4も5も上になってしまう。多少こちらのお店の方が値段ははるけれども、ひつまぶしを食べるなら絶対にこっち。  

2007年10月31日

しら河

c6d7f918.JPG木屋よりも美味しいという人もいるお店だったので、結構楽しみにして行ってみた。

結論から言うと木屋に比較するとサービスも味も下。

まず、となりのスーツを着た客に色々と便宜を図っているのが腹が立つ。確かに僕は野球観戦に行く途中。それなりの姿格好だけど、注文を取りに来るのも遅ければ、お茶を持ってくるのも遅い。それでいてこちらが特上を頼んで、スーツのお客が上だったら、そのときだけはこちらの方が先に来たけれど、それはそれであまりにも早くて「これって、作りおき?」とか勘繰ってしまう。

何はともあれ、鰻があまり脂が乗っていなくて、肉が薄いのが残念。肉が薄いといってももちろん天然物というわけではないだろう。薄くてどうもパリパリしている。これって関西風ってことではないよね?ご飯はそれなりに美味しいと思うけれど、鰻は味も今一歩、質も今一歩、量も今一歩、という感じ。ひつまぶしの定石どおり、3通りの食べ方はそれなりに楽しめるのだけれど、なんか、目先を変えてごまかされているような印象。少なくとも、これでも美味しい、これでも美味しい、さらにこれでどうだ、という三段構えの感じではない。

鰻の質がイマイチなところを食べ方で色々工夫してごまかしている、というのが正直な印象なのだが、特上で2000円ちょっとの値段なので、価格相応という考え方もできると思う。でも、木屋、蓬莱軒、いば昇に比較すると大分格が下がる感じ。地元の人が食べるのには悪くないけれど、東海地方以外の人が食べるのは全く勧められない。ひつまぶしの大衆店という感じ。  

2007年07月31日

石ばし

53536bb0.JPG会社の事務所が山吹町(江戸川橋と神楽坂の中間)にあるので、このあたりのお店はじゅうたん爆撃中なのだけれど、その重要課題だった「石ばし」に行って鰻を食べてきた。鰻屋さんというのはとんかつと通じるところがあって、安い鰻で美味しいお店は絶対ないのだけれど、どんなに美味しい鰻でも1万円を越えるところはまずない、という、僕みたいなB級グルメには非常にありがたい存在。世の中鰻、鰻しているこの時期に行っておこう、ということになって、行って来た。

結論から言うと凄く美味しかった。

まず、11時30分開店なので、11時28分ごろに到着して暖簾をくぐると「予約のお客様ですか?」とのこと。いえ、ふらっときました、と告げると、奥に行って何か話をして、「テーブル席の一番奥へどうぞ」と案内されました。むむむ、やはり予約必須だったのか、と思いつつ、でもまぁ座れたから良いや、と思っていると、数分後にカップルが到着。お店の人に「予約のお客様ですか?」と問われて、「いいえ」と答えると、「すいません、予約で一杯になってしまっているので、かなりお待ちになりますが、いかがいたしますか?」とのこと。なんだかんだで今日食べるにも予約しておいて、1時間以上経ってからまた来てください、ということになった様子。ラッキー。

お茶を飲んでいるとお姉さんが注文を取りに来てくれたので、念のため、特上、上、並の違いを尋ねると、「鰻の目方の違いです」とのこと。鰻の場合、大きさの違いは鰻本体の太さにも関係してくるので、大きいほうが美味しいとは思うのだけれど、あんまり大きくても食べきれないので、上を注文。

約30分後くらいに漬物とお茶が来て、さらに10分後くらいに肝吸い、そしてその5分後くらいに鰻が登場。上でもサイズには全く文句がない。さて、いただきます、ということで食べ始めたわけだけど、まず、鰻(店内にはどこにも記述を見つけられなかったけれど、ほぼ間違いなく養殖)はなかなかに肉厚で、身がふんわりしたタイプ。先日浦和で食べた「浜名」の対極にあるタイプなのだけれど、僕はこちらの方が断然好み。遠火でしっかり火が通っていて、焼き具合にも文句のつけようがない。味はやや濃い目で、でも濃すぎず、そしてしつこくない。これも好み。ご飯がかなり熱いのもナイス。わざとちょっと冷め加減のご飯を使うお店もあるけれど、僕は熱いご飯が好き。でも、別に炊き立てという感じではなく、適度に水分が保たれていて良い感じである。かなり食べ進んだところでどうもラーメン評論の癖が出て、ちょこっと山椒をかけてみたのだけれど、かなり強めに効く山椒なので、かけすぎは禁物という感じ。一振りだけでやめておいた。

料理だけではなく、店員さんの接客態度も良く、僕の満足度はかなり高かった。米代を食べたときの感動にはちょっと及ばないのだけれど、それに準ずるレベル。  

2007年07月19日

浜名

54ec2510.JPG浦和って、鰻で有名らしいですね。名店が群雄割拠らしいです。知りませんでしたが。それで、浦和に詳しい方にちょいと浦和の名店を教えていただき、食べてきました。詳細はこちらでどうぞ。

食べログ版まにあな日記「浜名」  

2007年06月21日

たつみや

de6c688e.JPG神楽坂にある鰻屋さん「たつみや」で鰻。

何はともあれ、この手の店では「特上」を頼んでおくに越したことはないので(ただ、鰻屋さんの場合、ランクは鰻の質じゃなくて鰻の量の違いだったりするので要注意だけど)、特上の2500円を注文。

そこそこに美味しいと思うのだけれど、「うーーむ」と思うこともいくつか。といっても、これは僕の好みに合わないというだけなんだけど。きっとこれが好きな人もいると思う。まず、僕はもうちょっと味が濃いのが好き。最近すっかり薄味好みに変わってしまい、寿司は醤油を使わないし、ラーメンにはもちろん胡椒など入れないし、とにかく薄味な料理に慣れているわけだけど、それでも「もうちょっと味が濃い方が良くない?」と思ってしまった。もちろん全く味がないわけではなくて、あくまでも「鰻」として、なんだけど。それから、鰻が結構痩せてる。もうちょっと肉厚でホクホクした鰻が好きだったり。

なので、評価は☆1つ半といったところです。  

2006年05月26日

なかや

942c0ce0.jpg今日はカナグルの定例食べ歩き。行ったお店は港南台の「なかや」という鰻屋さん。食べたのは竹だったかな?松は竹に蒲焼きの別盛がつくだけだった様子。このお店は戸塚区周辺で活躍しているカナグル会長が情報を仕入れてきました。

カナグル会長のウェブサイトはこちら(^^ 

さて、竹はうな重と肝吸いとお新香。

鰻は身の部分がなかなかほくほくしているのだけれど、ちょっと皮の部分がいまいちな感じ。こういう固め(別に生ではないけれど、生っぽい)の食感が好きな人もいるのかもしれないけれど、僕はもしっかり蒸すならしっかり蒸す、しっかり焼くならしっかり焼く、のどちらかが好き。臭みとかそういうものは全然ないので、基本的には良質だと思うのだけれど、横須賀の米代と比較してしまうとどうしても「うーーーむ」という感じ。たれの味は大きな特徴があるわけではなく、無難に美味しいかな、という感じ。ちょっと「?」だったのはご飯で、鰻に比較するとちょっと落ちる印象。

ということで、評価は☆2つです。  

2006年03月24日

米代

69b314e8.jpg神奈川グルメクラブの会長、副会長とともに、副会長の運転するレガシィで横須賀へ。このレガシィがなぜかナビが二つついている変わった車。「なんで二つついているんですか?」と聞いたら、「上が純正のDVD、下はあと付けのHDD」との返事。加えて「どうせならたくさんついていたほうが売るときに高くなるでしょ」とのこと。

かーなび

副会長は車関係の仕事なので専門家なわけだけど、どうにもわかったようなわからないような説明である。これを僕のわかる範囲で言うと、スキーのビンディングが一本の板に二つついていて「前が、サロモン、後ろがマーカー。二つついていると便利でしょ」とか、ウェブサイトにカウンターが二つついていて「上がサイト純正、下がブログツール。数字が微妙に違うから」とか(って、実際にこのブログはそうなっているわけだが)、両腕に腕時計をして、「右がオメガ、左がロレックス。時間はケータイでみるけどね」とか、まぁそんな感じだと思うのだけれど、まぁ良いや。本題はそこではない。

で、何しに横須賀に出かけたのかというと、鰻を食べにである。僕は横須賀に土地鑑がないのだけれど、横須賀中央とか、そんな地名らしい。で、店の名前は「米代」。こめだいじゃなくて、よねしろらしい。この店、普通に看板が出ているのだけれど一見さんお断りとのこと。だから、普通のグルメサイトを調べても全然載ってない。「鰻 横須賀 米代」でググってみてもそれらしい記事は1つしか引っかかってこない。何しろ、普通に食べに入ると「もう終っちゃいました」と断られちゃうのだ(^^;

いりぐち

さて、会長が一見さんじゃないので我々は何事もなく入店することができたのだが、まず漬物が出てくる。この漬物を食べながら、キープしてあった焼酎のボトルを飲む。そろそろ漬物がなくなるなぁ、という頃に鶏のから揚げ二人前の登場。低温の油で揚げたと思われる品の良いから揚げである。

とりから

美味しいなぁ、と鶏のから揚げを食べながら焼酎を飲むこと4、50分程度。もう店に入ってからは1時間以上が経過しているわけだが、ここでようやくメインディッシュの鰻重の登場である。

関東風の鰻なのでとても柔らかく、ホクホクしている。口に入れるとほろりと崩れて口の中に鰻が広がる。タレは甘すぎず、薄味すぎず、これまた上質の味わい。ご飯の固さも鰻にぴったりで、一粒残さず食べたくなる。肝吸いだけは僕はもうちょっと味が濃いものが好きだったけど、まぁこれは好みの問題。

食べ終わった頃にもう一皿漬物が出てきて、これを食べながら余韻を楽しむ。

いや、美味しかった。さすがカナグル会長ご推薦の鰻屋。横須賀まで食べに来た甲斐がありました。

うなじゅう  

2005年11月20日

大黒屋

fbf48edb.jpg横浜アリーナからちょっと菊名側に行ったところにある鰻屋さんで鰻重のコースを食べた。

鰻はかなりさっぱりした感じのもので、脂が乗りがちょっとイマイチ。また、味付けがかなり薄く、鰻そのものの味を楽しんでください、ということか。ご飯はそこそこに美味しく、全体としてのまとまりは良いと思うのだが、「高級な鰻料理」という感じではない。肝吸いはショウガがきいていて好みのタイプ。

全体として、かなり押しの弱い鰻重。これはこれで面白い提案だと思うのだが、ちょっと歳を取って「最近はこってりしたものはちょっとね。味付けも薄いのが良いな」という人に焦点があっている感じで、僕はもうちょっと脂が乗っていて、味付けの濃い鰻重が好き。

評価は☆1つ半。  

2005年09月10日

三浦屋

7e5dd32d.jpg今日は大塚にある鰻屋さんの「三浦屋」に来てみました。

ここの売りは蒸さずに焼いているだけの関西風の鰻。これを鰻重やひつまぶしにして出してくれる。ということで、関西風の鰻って食べたことがなかったので興味津々。で、注文したのは鰻重とひつまぶしだったんだけど、出てくるのにちょっと時間がかかりそうだったのでつまみで「きもわさ」を注文。食べてみると・・・・・・うん、まぁ普通の肝だな。すげぇうまい!というほどのことはない。わさびは良い香りだったけど。

fcbb519f.jpgそれで、続いて食べたのは鰻重。2400円ぐらいだったかな?なるほど、確かにほくほくしている感じではなく、ぱりっとした食感。肉の厚いところは内側の脂が乗っているパートを楽しめるのだけれど、尻尾の方などはちょっと焼きすぎかなぁ、という気もする。かなり甘めのタレはフィットしているんだけど、「これだ!」という感じではない。やっぱ、関東風の鰻に慣れちゃってるからかなぁ。横浜のわかなの鰻で育っちゃってるから・・・・。

d237d6dc.jpgで、続いて食べたのがひつまぶしです。鰻自体は鰻重と変わらないけど、鰻の量は鰻重より少なめ。小さい鰻を使っているのかな?で、名古屋で食べたようなほぐした鰻じゃなくて、そのまんま焼いた鰻。これを自分で細かくほぐしてかき混ぜて食べる。ひつまぶしお決まりの「そのまま」→「薬味入り」→「お茶漬け」はきちんと楽しめるんだけど、薬味がネギとわさびだけというのがちょっと寂しい。もうちょっと何かあると良いのになぁ。お茶漬けのダシはかなり薄め。でも、もともとのひつまぶしが結構味付けが濃いので、さっぱりいただけます。

ということで、トータルで評価すると☆2つ。鰻重なら関東風の方が好きだし、ひつまぶしならやっぱ蓬莱軒の方が上だと思う。  

2005年08月07日

わかな

8abc6feb.jpgちょっと夏ばて気味だったので、関内の「わかな」で鰻丼を一杯。

注文があってから鰻をさばくので、待ち時間が長いんだけど、これは仕方なし。昔と変わらずやわらかくてふわふわな鰻。相変わらず美味しいご飯。今日は肝すいが品切れとのことで鶏だんごの吸い物だったけど、これも美味しかった。

正直、鰻に対して物凄い見識があるわけでは全くなく、お前の評価はちゃんとしているのかと言われると「いやぁ、全然」という感じなんだけど、それでも評価すると☆は3つです(満点)。

やっぱり横浜で鰻といえばここだなぁ。
  

2005年07月01日

鐵五郎

050701_1336~01.jpg霞ヶ関の役人の心の友達となっているお店のひとつ。うなぎやさんの鐵五郎で「うなぎダブル」を食べてきた。鰻が二食分のっていて値段は1650円。役所に入って最初に連れて行ってもらったのがこの店で、連れていってくれた人が「特別うまいわけでもないんだけど、何故か一ヶ月に一回ぐらい、このダブルを食べたくなる」と言っていて、どうも刷り込まれてしまったみたい。確かに時々食べたくなる。いつもちょっとだけ後悔するんだけど(^^; 評価は☆1つ。  

2004年10月26日

木屋

041026_1155~01.jpgこの間、蓬莱軒について書いたら、木屋のがうまいかもぉ〜とカヨコさんに教えてもらったので、早速行ってきました(しかし、これまで名古屋は4日間しか行った事がなかったのに、日本シリーズのおかげで6日間も行っちゃったよ。そして今日は涙雨)。

実は昨日チャレンジしたんだけど、ナビウォークがちょっと間違ったおかげで閉店しちゃってたっす。ということで、今日はリベンジ。ちゃんと12時前に行ってみました。市役所駅から歩いて5分ぐらいかな。

で、メニューを見たら、「おひつまぶし」(ひつまぶしじゃないのは商標登録の影響かな?)は2500円也。特上のうな丼よりも高い!!しかし、ここでこれを食わなければ、日本シリーズで二連敗して、何をしに名古屋まで来たのかわからん!ということで、「ひつまぶし下さい」と注文。

さて、待つこと10分弱。出てきました、ひつまぶし。店の中には食べ方についての解説は一切ありません。でも、先週あつた蓬莱軒で食べてるから全然問題ないぜ。まず、四等分して、例の食べ方で食べてみました。

さて、ここからは蓬莱軒との比較ですが、まず鰻の柔らかさ。これはほぼ互角かなー。鰻の脂の乗り具合もほぼ互角かも。一番違うのは味付け。蓬莱軒はマイルドだったけど、木屋はしっかり味がついてる。これが一番効いてくるのがお茶漬けにしたとき。蓬莱軒のときはちょっと味がぼけちゃって、正直「うーーーん、美味しいけど、これならお茶漬けにしない方が良かった」と思ったのだけれど、今日はお茶漬けもナイス!ラストの一つもお茶漬けにしようかと思ったぐらい。じゃぁ何でやらなかったのかって言うと、ダシがもうなくなっちゃったんですねぇ。もしたっぷりダシがあったら、もう一回お茶漬けだったかも。あと、これはひつまぶしとちょっと関係ないのかも知れないけど、肝吸い。これが美味しかった。蓬莱軒とは明らかに別物。

ということで、木屋、評価は☆3つですが、まにあな日記の殿堂入りです(^^

GPS情報


  

2004年10月17日

あつた蓬莱軒

041017_1653~01.jpg名古屋の名物、ひつまぶし。これ、知らなかったけど蓬莱軒の登録商標なんですね。さて、今日食べたのは松坂屋の上の方にあった蓬莱軒のひつまぶし(2300円)。

うな丼の亜流みたいなものだが、まず、へらで4等分する。そして、まず一つ目はそのままいただく。うまーーーい。続いて、薬味を加えて次の一つを食べる。ワサビが良い感じできいてる〜。これもうまい。つぎに薬味を加えてからダシをかけて、お茶漬けのようにして食べる。うん、これもナイス。個人的には二番目の奴が好きだったので、最後の一つには薬味をかけて、再び食べる。おいしい。☆3つだぁ〜!

松坂屋本店南館10階(中区栄)
052−264−3825

おまけでアップの写真も載せます。写真をクリックするとでっかくなるです。hitsumabushi