上絵の細描はときどき見かけるのだけれど、内海さんは染付の下絵でやっているらしい。しっかりと書き込まれた網目紋が良い。ぐい呑のひとつは表面が麻の葉紋。蕎麦猪口(かどうかは不明。蕎麦猪口にしてはちょっと大きいのだが)は表面が茶色で、引っ掻いて模様をつけている。確か、僕の教室でもこの手法について教えてもらえるはずなんだけれど、未学習なので技の名前がわからない(笑)。もちろん、やったことがないので難易度もわからない。
平たい方のぐい呑は高台に不具合があって非売品だったのだけれど、筆が細かくてできが良かったので、無理にお願いして売ってもらっちゃった。
蕎麦猪口



ぐい呑1


ぐい呑2



以下、余談。展示しているところに下絵用の筆が置いてあったのでチェックしたら白鳳堂という会社の筆だった。内海さんに質問したところ、「広島の会社で、京都に店があります。東京にもあると思います」と教えてくれた。その場でiPadを取り出して調べたら渋谷ヒカリエに店があるようだ。ということで、横浜を出たら早速渋谷に行ってみた。ヒカリエの白鳳堂は普通の化粧品屋さんだった。店のお姉さんに聞いてみたら絵筆も作っているけれど、ヒカリエでは扱いがなく、南青山に行けば色々揃っているとのこと。親切に地図の載っているカタログをくれたので、その足で南青山へ。こちらはこちらで店のお姉さんが親切で、下絵用の面相筆と陶画筆を一本ずつ買ってみた。これで練習だ(笑)。
#ちなみに店は化粧用の筆が山ほど展示されていた。