2015年10月09日

オーストリアの印象

オーストリアの人達は、みんな勝手気ままです。他の人が何をやっていようが、外人が見たこともない傘を使っていようが、ほとんど意に介しません。でも、地下鉄の切符の買い方がわからずに困っていると、すぐに助言をしてくれます。道に迷っていると、親切に色々と教えてくれます。電車にお年寄りが乗ってくると、若い人はすぐに席を譲ります。良い意味で無関心であり、良い意味で注意力があります。

制度で規制するよりも、何かあったときにペナルティを課す方向で考えるようです。なので、道路も、地下鉄の通路も、果ては地下鉄の中でまで、キックボードで行き交う若者がいます。地下鉄はほとんどが自動化されていて、駅員はほとんど配置されていませんし、改札もありません。飲酒運転も軽度ならありだそうです。その代わり、街のあちこちに監視カメラがあります。何かあったときの証拠に使うのでしょう。

ウィーンにはほとんど駐車場がなく、みんな、道端に停めています。自分が住んでいる州だか、県だかの内部にいる限り、駐車禁止にはならないそうです。もちろん、「ここには停めちゃだめだよ」という場所はあるのでしょうが。オーストリアで車を運転する人はあまりいないと思いますが・・・。

街中なんだかんだでフリーのWi-Fiがあります。セキュリティを気にしないのであれば、観光客が大勢いる場所では、ネット接続で全く困ることがありません。

日本人が一番困る「チップ」ですが、ユーロなら下一桁を丸めれば十分なようです。たとえば、7.2ユーロなら8ユーロに、62.3ユーロでも63ユーロで良いようです。ただ、.5を超えている場合、つまり、7.7とか、7.8ユーロなら、9ユーロ、62.8ユーロなら64ユーロのほうが良いようです。もちろん、65ユーロにすればとても喜ばれます。中には78.8ユーロだったところ80ユーロ支払ったら、90ユーロ要求するようなカフェもありましたが、これは現地の人に言わせても「おかしい」そうです。

スーパーで売っている魚には、「太平洋の魚ではない」と明記されています。当然のように、福島の影響は色濃いです。「太平洋の魚は放射能汚染の可能性がある」という雰囲気にはどうしたって反抗できません。別に、わざわざ食べる必要はないのだし。

理由はわかりませんが、かなりの確度で、日本人と中国人・韓国人を見分けています。今回は、一度も他国人と間違われることがありませんでした。オペラ座の前では何度もコンサートを観に来ないかと誘われましたが、必ず「コンニチハ」と話しかけてきました。僕たちは顔つきでかなりのところまで判断ができますが、オーストリアの人たちは「団体行動をしていない」とか、「でかいかばんを持ち歩いていない」といった行動様式で見分けているのかも知れません。ちょっと、このあたりまでは調査することができませんでした。

オーストリア人の英語はとても聞き取りやすいです。米国語が母国語の人や、フランス訛りの英語は僕にとってかなりハードルの高い発音ですが、ドイツ語圏の人々の話す英語は総じてわかりやすいと言えます。また、ほとんどすべての場面でドイツ語と英語が併記されていたので、ドイツ語がわからなくても全く問題ありません。

日本人にとっては、とても居心地の良い国だと言えます。  

2015年10月01日

ウィーンのハードロックカフェ経由で東京へ

写真以外にはほとんど自分へのおみやげがなかったので、ハードロックカフェまでダッシュしてピンズをふたつ購入。合計3つのピンズが今回の成果である。




ノイバウガッセのホテルに戻って預けておいた荷物を回収し、地下鉄で空港へ。










連射したらウィーンの女子にピントが合ってしまった。







電車の中でもキックボード。羨ましい。







ルフトハンザのサンドイッチはまぁまぁ。




フランクフルトでANAに乗り換え。ANAの食事が一番美味しかった。あと、トレーが滑り止め加工されていたりして、細かいところに良く気がつくところが日本っぽい。







ということで、羽田に到着。お疲れ様でした。  

2015年09月30日

Sky Cafe Bar Restaurant

ウィーンで最後の食事はシュテファン寺院を横に見てのランチ。






















ちょっと飽きていたオーストリア料理だけど、これが最後だと思うと不思議に美味しく食べることができた。  

ベルヴェデーレ宮殿 上宮・下宮

ウィーン滞在も最終日となった。あと、観ておきべきはクリムトだろう。ちょうど11月まで特別展をやっているベルヴェデーレに行ってみた。クリムトたっぷり。でも、残念ながら撮影禁止。ということで、宮殿の写真を中心にどうぞ。広角レンズの性能をチェックするにはぴったりの被写体である。


























































  

2015年09月29日

ザルツブルク散策 夜のザルツブルク

ザルツブルクの仕上げに、夜景の写真など。あとは駅でつらつらと。

ザルツブルクはモーツアルトとチョコと城と教会ぐらいしかない街で、狭いこともあって一日あれば観光に事足りてしまう。もしかしたら、もう一生行くこともないかも知れない。

ただ、食べ物はイタリアンが中心で、ウィーンよりも楽しめる感じがする。

物価はウィーンと大差ない。スーパーではシュトゥルムを売っていたけれど、だいぶ胃腸が疲れているのでコーラにした。

駅はウィーンと同じくたくさんの警官がいて、ちょうど到着した列車の中から10人ぐらいの家族と思われる老若男女を取り囲んでいた。ドイツへ向かおうとしているシリア難民だろうか??




















































おまけ。ウィーンに戻ったときの、カールスプラッツ駅の壁。プラハほどじゃないけど、カッコイイ。





  

ウィーン西駅〜ザルツブルク

朝食を食べてから西駅へ。西駅から電車でザルツブルクへ。ウィーンは天気が良かったのに、リンツ手前あたりから雲が増えてきた。

















  

2015年09月28日

ウィーン散策 ベートーヴェンの小道〜市庁舎〜フォルクスシアター

徒歩でベートヴェンの小道へ降りて、トラムで市庁舎へ。写真撮影して、地下鉄へ。























  

ホイリゲ シルブ

滝澤さんの案内でホイリゲSirbuへ。

ワインはテーブルに持ってきてくれるのだが、料理はセルフ。




基本は肉とザワークラウトとチーズ。










これらをつまみにシュトゥルムをがぶ飲み。今日は昼ごはんを抜いて臨んだので、かなり食べることができる。この店は月内一杯で終了とのことで、残りの営業は二日間だけ。シュトゥルムが飲めるようになったのもつい最近なので、タイミングとしては最高。

眼下にはぶどう畑。










テーブルには料理。










ちょっと見上げると城があって、




太陽は沈んで、




空には満月。


  

ウィーン散策 カーレンベルグ

ウィーンの国立歌劇場バレエ団で専属ピアニストをやっている滝澤さんに案内してもらって、ハイリゲンシュタットから39Aバスでカーレンベルグへ。ここの山頂からウィーンを見下ろす。




こっちは丘の上にある教会。




もう一度、見下ろす。




そうだ、300mmの望遠があるじゃないか、と、根性をつけるだけになっていた重しをかばんから取り出してみた。










第三の男で使われた観覧車も。




ざっと見下ろしてから、ウィーンの森を歩いて降りていくことに。ウィーンの森って、本当に固有名詞として存在するんだね。ちょっと降りたらぶどう畑。











  

ウィーン散策 シュテファン寺院〜シシィ博物館〜ノイバウガッセ

ペスト記念塔を撮ったら、背景とかぶって最悪な写真になった(汗)。




それから、王宮方面に行って、シシィ博物館へ。ここも二度目。オーストリアの皆さんのシシィ愛が痛いほど伝わってくる。なんか、ダイアナさんみたい。ただ、フランツ・ヨーゼフもかなり良い王様だったようで、もうちょっと扱いを良くしてあげても良いと思う。女性の見た目が重要なのは、洋の東西を問わない、ということか。でもまぁ、うつ病になった挙句に暗殺されちゃったシシィは確かに気の毒。











































それからまたシュテファン寺院前へ。





  

シュテファン寺院

ウィーンに戻るとそこは快晴だった。ということで、まずはシュテファン寺院へ。あまりに天気が良いので、前回登った時に「二度と登るまい」と誓った南塔にも登ってしまった。もちろん、後悔した。

でも、やっぱり写真は晴れが良いね。思わずたくさん撮ってしまった。









































































































































  

2015年09月26日

オーストリア連邦鉄道レイルジェット ウィーン中央駅〜プラハ中央駅

土日のウィーンは色々と休みみたいなので、朝6時に起きてプラハへ行くことにした。高速鉄道で約4時間。










電車は一等と二等があって、迷わず二等を選択。車体にでかく「FIRST」「ECONOMY」と書いてあるので間違える心配はない。電車のドアは例によってボタン式なので、開くのを待っているといつまでも開かない。

座席は指定できるようだが、自由席も相当量ある。どこが指定済みなのかは、各座席の上部に電光表示されていて、予約が入っていると「ここからここまで」という感じで表示が出る。フリーなら駅名の表示がない。










車内はほとんどの領域でOEBBが提供している無線LANに引っかかることができるのだが、チェコの田園部は不通になることもある。













食堂車はなかなか立派だが、注文してもいつまでも提供されず(電子レンジで温めているだけなのに)、やっと出てきたと思ったら、マクドナルドでも出さないような食べ物が出てきた。













これにコーラがついて約6ユーロだっていうんだから、ガラガラで誰も客がいないのも道理である。







ブルノでは機関車が走っていたのだが、写真を撮りそこねた。残念。ウィーンからブルノまではがらがらだったのに、ブルノで大量の客が乗ってきて、大勢が立っているほどの大混雑に。  

ウィーン地下鉄移動 ノイバウガッセ〜ウィーン中央駅

ウィーンの地下鉄には改札っぽいものがない。一応「ここから有料だよ」という目印はあるのだけれど、改札に駅員さんはいない。地元の人達はほとんど年間パスを持っているので、券売機も少ないし、切符を買っている人も少ない。切符には一回券、一日券、三日券などがあって、これを自販機で購入したあと、ひっそりと立っている刻印機に通して日付を刻印する。民度が高い国だと、改札なんていらないんだなぁ、と思ったけれど、社内での検札は時々あるらしく、無賃乗車がバレると100ユーロぐらいの罰金になるらしい。良く見ると駅構内も、地下鉄の車両内部も、監視カメラがたくさん設置されている。要は、「普段はルーズだけど、不正したら酷いよ」ということだろう。僕はこういうスタイルが好き。

地下鉄は土日のみ終夜運転していて、平日の昼間は3分おきぐらいで走っている。

ちなみに、ウィーンの街中は結構狭い道なのに、車はかなりのスピードで走っている。バスの運転も急加速・急減速は当たり前で、かなり乱暴だ。人が飛び出したら、多分即死である。あと、飲酒運転もある程度までは許されているとのこと。これらも、「飛び出して轢かれたら飛び出したほうが悪い」「事故らない限りは飲酒運転も構わないけど、事故ったら、ちゃんと責任を取りなよ?」ということなんだろう。

地下鉄のホームの多くは2階建て構造で、日本で言えば有楽町線の銀座一丁目みたいに、地下2階があちら方面、地下3階がこちら方面、という感じになっている。なので、たった4つの路線しかないのに、半蔵門線並に深いところを走っていたりして、エスカレーターが長かったりする。ちなみにエスカレーターは右立ち、左歩きである。

あと、特徴的なのは犬の連れ込みが自由なこと。大型犬は口輪をしたりしていたけれど、普通に犬を連れて電車に乗っている。でも、吠えたり、うんこをしたりすることはなくて、どの犬もきちんとトレーニングされている様子だった。

ウィーン中央駅は新しくできた駅でさすがにカッコイイ。これに比べると東京駅の新幹線界隈は凄く機能的ではあるけれど、利用する喜びに欠けるんだよね。

























































































  

2015年09月25日

CAFE SACHER

CAFE SACHERでトルテとりんごジュース。

ここ以外でザッハ・トルテを出すのはちょっと違うんじゃないかと小一時間問い詰めたくなる。














  

Plachuittas GASTHAUS zur OPER

今日の締めくくりはオペラ座のピアニストに案内してもらったPlachuittas GASTHAUS zur OPER。プラフッタの二号店で、ターフェルシュピッツが美味しいらしい。






















確かに美味しい。こちらへ来てから肉攻撃に晒されていたけれど、それでも問題なく食べることができた。野菜入りのテールスープを西洋わさびで食べる感じ。  

美術史博物館(美術館) Kunsthistorisches Museum

前回ウィーンへ来た時は実質一日しか滞在しなかったので、中を観ずに外観だけで我慢した美術史美術館である。さすがに今回は全部満喫することにした。雨でも関係ないしね。個人的な目当てはオランダ絵画、エジプトコレクションと建物。

もう、ロビーからして凄い。













さて、がんばろう。

























あれ?フェルメールの前に誰もいないぞ???




記念撮影してみた。



































































ふう、お腹一杯。で、天井を見上げると、やっぱり凄い。




これで終了、と思ったら、まだ一部屋観てなかった(^^;。


































それにしても、フェルメールを観るために大行列して、観るのは一分っていう国は一体何なの(笑)?  

ウィーン散策 その4 Karlsplatz〜Museumsquartier

満腹になったので、美術史美術館へ行くことにした。もちろん徒歩である。ウィーンの地下鉄は駅の距離が短いので、1駅くらいなら歩いてもどうってことない。


































それにしても、ウィーンでは和傘の注目度が低い。外人が山ほどいるので、「また変な奴がいるけど、どうでもいいや」となるのだろう。日本のほうがずっとインパクトがある。  

AUGUSTINER KELLER(アウグスティーナーケラー)

この時期にウィーンに来たのだからシュトゥルムを飲まない手はない。ところが、普通の酒屋には置いてない。どこかにないかなーと探していて見つけたのがオペラ座すぐそばにあったこのお店。

シュトゥルムある?と聞いたらもちろんとの答えだったので早速入店。そして、何はともあれシュトゥルムを注文。




これこれ。酒は甘いほど美味いというのが持論なので、こういう甘いワインは大好き。店の雰囲気も良い。
















料理はいつものオーストリア料理。













さっくり飲み終わって「もう一杯」とお願いしたら、「売り切れちゃった」だって。マジっすか(笑)。心ゆくまでシュトゥルムを飲みたい。  

シェーンブルン宮殿

ここも前に一度来ているのだけれど、前回は駆け足だったので今回はゆっくり。天候は雨だったけれど、前回は晴天だったので大丈夫だ、問題ない。

そして、13年前はイクシーデジタルだったのが、今はD7000に広角レンズなので、宮殿がどんなに広くても全く大丈夫。







しかも、準備よく傘まで持っているのである。この宮殿で和傘をさしたのは僕が最初かも知れず、明治時代に誰かさしたのかも知れない。




なんか、音声ガイドのアプリがあるようだが、



面倒なのでお金を払ってガイドを借りた。

























前回は「遠くに何かあるようだ」で終了だったのだが、今回は近づいてみた。







噴水だ。



そして、さらに山の上に何かあるので、登ってみた。ここまでする日本人は周囲にはひとりもいない。



おお、山の上にも池がある。







山の上の建物から宮殿を見ると、その背後にウィーン市街が。これは絶景である。













いやいや、ここを観るだけで一日かかるよ(笑)。

  

ウィーン散策 その3 MESSE〜SCHOENBRUNN

メッセからシェーンブルンまで、雨の中を地下鉄で移動。日本に比較して格段にかっこ良く見えるのは気のせいなのか、実際カッコ良いのか。まぁ、どうということもない景色もあるのだが。

















  

欧州がん学会(European Cancer Congress)

地下鉄U2線で田舎に出たところにあるMESSE駅で降りて、欧州がん学会の会場へ。天気は雨。飛行機持ち込みで和傘を持ってきたので、雨天はむしろ大歓迎である。











  

2015年09月24日

ウィーン散策 その2

ツェントラルからホテルまで、写真を撮りながら徒歩で帰ってみた。

まだ20:30ぐらいなのに、飲み屋以外はほとんど全部閉店済み。コンビニもないし、自動販売機もない。これが世界のスタンダードなのかも知れない。






































  

Cafe Central(カフェ ツェントラル)

カフカも通ったというカフェ ツェントラルでワイン&夕食。

料理が肉・肉・肉だったので、無難に赤ワインで乾杯。






















まだ肉に飽きていない状態だったので、どれもおいしくいただけた。ただ、支払いが78ユーロだったのでチップを含めて80ユーロ払おうとしたら、「チップが足りない」と言われて、90ユーロ払わされた。こんなの、ありなの?

#後日、ウィーン在住のピアニストに聞いてみたのだが、80ユーロで十分、その店はおかしいとのことだった。この店に行く人は要注意。


施設名:Cafe Central
住所: Herrengasse 14, Vienna, Austria (地図)
URL: http://www.palaisevents.at/
営業時間:7:30-22:00(月〜土)  10:00-22:00(日・祝)  

ウィーン散策 その1

空港からバスでウィーン中心部に出て、そこから地下鉄でホテルのあるNeubaugasse(ノイバウガッセ)へ。

ウィーンの地下鉄は通り一遍の改札があるだけ。切符はルーズ。そのかわり無賃乗車がバレると結構高い罰金を払わされる。

結構深いところを走っているようで、エスカレーターは長い。歩くのは左で、右が立ちスペース。

地下鉄のドアは凄い勢いで閉まるので、日本と同じつもりで駆け込み乗車してはさまると痛そう。

ドアの前に立っていて、駅についてぼーっとしていると、後ろにいた小学生の女子が「突っ立ってんじゃないわよ」という感じで押しのけて、手動で開けてくれる。地下鉄のドアは黙っていると開かないので要注意。

駅からすぐのホテルに荷物を置いて、とりあえず夕食を兼ねて街に繰り出してみた。2006年に一度来ているのだけれど、ほとんど忘れてしまった(笑)。

街なかはトラムがビュンビュン飛ばしている。



そして、何気なくゲーテさんの像があったりする。ここ、前に来た時は「ゲーテはまぁいっか」と飛ばしてしまったので、ちゃんとフォローできて良かった。ごめんよ、ゲーテ。



さらに進むと、オペラ座。











前回来た時は二列目でコンサートを観たのだが、今回はパス。

もちろん、スタバが一等地にあるのは全世界共通。



ということで、目的地に到着。

レストランや腫瘍観光スポットのほとんどは無料Wi-Fiが整備されている。コンビニはなくて、スーパーは19:30や20:00ぐらいで閉店。会社は大抵17:00に終了で、みんな早めに帰って、買い物を済ませてしまうらしい。  

オーストリア航空の機内食

チキンもビーフも軽食もパンも蕎麦も、何もかもが恐ろしくまずい(笑)。










ビーフとか、吉野家の牛丼を脱水機にかけたような代物で、どうやったらこんなにまずくなるのか教えてほしいレベルである。  

2004年08月24日

中欧日記9 ウィーン→ブダペスト

起床してややまともな朝食。

食後に荷物をまとめ、バスに乗って国境へ。ホテルを出て1時間も経たずに国境に到着。途中、昨日のモーツァルトの墓のそばを通過した。左側に馬鹿でかいTモバイルの社屋がある。儲かってまんなぁ。今回の出入国では一応通関の手続きがあった。バスに係員が乗ってきてパスポートをチェックして、はんこをおしていた。

241国境を越え、すぐのドライブインで休憩。このドライブイン、ゴミが散乱していて結構汚かった。ハンガリーはあんまりきれいじゃないのかなぁ。物価は思ったほど安くない。日本のすずめに良く似た鳥がいたので写真撮影。というか、スズメだ。再びバスに乗って走ることしばし。

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Posted by buu2 at 21:15Comments(0)TrackBack(0)海外旅行

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2004年08月23日

中欧日記8 ウィーンその3

2313シッシィ・ミュージアムを出て、王宮の中庭を抜けてヨーゼフ広場へ。

広場で写真を撮った後に今度は王立図書館へ。到着したのは15:50だったが、なんと16時で閉館とのこと。慌ててお金を払って入館。

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Posted by buu2 at 23:53Comments(0)TrackBack(1)海外旅行

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中欧日記7 ウィーンその2

2306チケットを購入した後シュテファン大聖堂まで徒歩。この間、王家の納骨堂であるカプツィーナ教会を見学、ケルントナー通りに戻り、シュテファン大聖堂に到着。もちの論で世界遺産。

ここも例によってでかいのだが、天井の高さはプラハほどではない感じ。そして例によって工事中だ。どうもここらへんの国の人々はこの手の建物が工事中だろうが補修中だろうが意に介さないらしい。なんだか慣れてきた。さすが中欧だ、ウィーンを象徴する大聖堂が観光シーズンに改修していて景観を損ねていても、何ともないぜ!

内部は高さは「すげぇ」ってほどでもないのだが、なんと言っても広い。そして観光客もたくさん。本来はお祈りすべきところで地図を広げている人たちも多数。ゴシック名物のステンドグラスはそれほどでもなかったのだが、彫刻や絵画は満載である。2307

そして、ここででかいのは塔だ。馬鹿となんとかは高いところが好きというが、ここはやはり登らないわけにはいかない。塔に登る費用は3ユーロ。安いじゃんか。ということで、お金を払って階段へ。

ところがこの階段が難物。段数は350段ぐらいらしいが、とにかく70メートルぐらいの高さまで非常に狭い螺旋階段をただただ登らなくてはならない。景色らしい景色もなく、暗い階段を登るのはなかなかつらい。どこにも今何段と書かれていないので、いつ果てるともない山登りを続けるようなもの。ようやく到着かと思ったら、そこはまだ一歩手前のところだった。そこからさらにもうひと頑張りしてようやく目的地へ。

2308さて、この目的地、4方向ある窓のうち、3つまでが工事の鉄筋越し。唯一鉄筋が目に入らない窓も小さく、眺めもイマイチ。折角登ったのでそれほど見所のない風景を写真に収めておいた。それにしても、これだけ苦労してこの眺望というのはさすがに3ユーロ。
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Posted by buu2 at 13:27Comments(0)TrackBack(1)海外旅行

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中欧日記6 ウィーンその1

2301朝起きると喉がガラガラで声がでない。部屋にしみついているタバコの煙のせいのようだ。とりあえず軽くうがいしたら声は出るようになった。チェコのことがあるので朝食は全く期待していなかったのだが、意外とまとも。おかずもそこそこ種類があるし(味付けは全部塩味で単調だけど)、パンの種類も豊富。ジャムもたくさんの種類がある。

朝食後、まずはバスでシェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク家の夏の離宮ってことだけど、車で30分ぐらい。日本で言えば天皇にとっての軽井沢の御用邸みたいなものかもしれないけど、それにしては近い。そして、離宮というにはあまりにも馬鹿でかい。

宮殿に到着したのは9時過ぎ。朝早いので観光客があまりいない。あまりいないのは良いのだが、宮殿の真正面の広場で昨日までウィーン少年なんちゃらかんちゃらの馬術大会だか何かがあったそうで、スタンドが設置されていて景観がだいなし。こんなところでやるなよ(^^;

2302宮殿はまず広大な庭園を見学。かなり遠くに何かあるのだが、あまりにも遠いのでそれが何だかわからない(^^;

それから館内ツアーへ。1400もある部屋のうち、代表的なところを回るもの。館内の装飾はすごいし、飾ってある絵も昨日の城の絵に比べると格段に上手だ。マリア・テレジアの絵がたくさん飾ってある。

部屋の中には8畳ぐらいでかけた費用が5000億円なんていうところがあった。確かに細かい芸は色々施されている様子だけど、それにしてもこの部屋が5000億円?埼玉スタジアムが300億強、新横浜の国際競技場が500億程度?ってことを考えると、この部屋一つでワールドカップができる勘定。

宮殿でマリア・テレジアの次に扱いの多いのがうちにもテディベアのあるエリザベート(シッシィ)。シッシィのショップもあったけど、そこに行く時間はなく、お土産売り場で一つしかなかったシッシィのピンズを購入(5.5ユーロ)。
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Posted by buu2 at 12:11Comments(0)TrackBack(1)海外旅行

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