玉盃は石川県界隈でみることができる特徴的な形状の酒器だけど、描き込む面がたくさんあるので、細描の作家には格好の素材である。赤絵細描の玉盃を見つけるとついつい買ってしまう。今回は織田さんが2つ玉盃を出品していたので両方ともに買ってしまうつもりだったのだけれど、水元さんのぐい呑がまだ残っていたので、ひとつを諦めて、こちらを購入した。もう一つは、円を強調したもので、描き込んでいないスペースを上手に活用していたのだけれど、びっしり描き込んであってわかりやすいこちらを選択。描いてあれば良いというものでもないのだけれど、玉盃については、びっしり描いてあるのが好き。25,000円だったと思う。









