彼の作品を初めて見たのはイステート・セールで、吉田博の版画を大量に売りに出した家の廊下にかけてあった。価格は300ドル弱だったような気がする。ろうそくの灯りを円で表現したところが気に入ったのだが、吉田博の版画を買っていたこともあって、その時はスルーした。
その後で色々調べた結果、その時にみかけた「赤いローソク」という作品は、河野薫さんの作品の中で最高傑作と感じるようになった。さすがは、吉田博を大量に保有していた家である。見る目のある人は、良いものを選んで飾っているものだ。
その後、1度近所のエステート・セールで見かけたのだが、タッチの差で他の人に奪われてしまい、入手できないでいた。そして、今日、ようやくその一枚を手にいれることができた。


Holtby隊員が生まれてちょうど一ヶ月なので、月誕生日のプレゼントにしようと思う。