2018年07月01日

河野薫「赤いローソク」

このブログでは何度か紹介しているのだが、米国人に人気のある日本人版画家として河野薫を挙げることができる。もちろん北斎や広重や吉田博や川瀬巴水の方が知名度も人気も上なのだが、日本での無名度を考慮すれば驚くほど人気がある。僕は米国に引っ越すまでこの版画家の存在を知らなかったのだが、こちらに来て覚えてしまった。

彼の作品を初めて見たのはイステート・セールで、吉田博の版画を大量に売りに出した家の廊下にかけてあった。価格は300ドル弱だったような気がする。ろうそくの灯りを円で表現したところが気に入ったのだが、吉田博の版画を買っていたこともあって、その時はスルーした。

その後で色々調べた結果、その時にみかけた「赤いローソク」という作品は、河野薫さんの作品の中で最高傑作と感じるようになった。さすがは、吉田博を大量に保有していた家である。見る目のある人は、良いものを選んで飾っているものだ。

その後、1度近所のエステート・セールで見かけたのだが、タッチの差で他の人に奪われてしまい、入手できないでいた。そして、今日、ようやくその一枚を手にいれることができた。

DSC_1423


fullsizeoutput_370e


Holtby隊員が生まれてちょうど一ヶ月なので、月誕生日のプレゼントにしようと思う。  

Posted by buu2 at 12:51Comments(0)河野薫

このエントリーをはてなブックマークに追加 編集

2017年08月20日

河野薫「かむろ」「椿祭」

日本人にはあまり評価されていないようだが、海外ではそこそこ評価されているのが河野薫さん。彼の作品は米国にいるとときどき目にする。今回は、そんな中で、「かむろ」と「椿祭」を入手した。

かむろ



椿祭



このシリーズはまだあと2作ある。米国にいる間に見つかるかな?  
Posted by buu2 at 17:49Comments(0)河野薫

このエントリーをはてなブックマークに追加 編集

2017年06月26日

河野薫さん作「たんぽぽ SEED」

河野薫さん作「たんぽぽ SEED」を入手。

日本にいた時は知らない作家さんだったのだけれど、半年ぐらい前のイステート・セールで吉田博さんの大作に混じって、吉田さんと同じくらいの価格で売買されているのをみて、勉強した。日本より外人に人気のある作家さんで、初めてみてから何度か、イステート・セールで売りに出ているのを見かけていた。

赤い作品が中心だけど、それだけではなく、黄色や茶色、ゴールドとカッパーなど、モノクロに1、2色のアクセントを加えて少女などを描いている。今回入手した作品は、河野さんの表技の赤ではなく、黄色。

fullsizeoutput_1959
  
Posted by buu2 at 23:10Comments(0)TrackBack(0)河野薫

このエントリーをはてなブックマークに追加 編集