「映画でも、私、失敗しないので」とのことだけど、これは失敗作。
医療ものなのでいろんな病気が出てきてそれを治療するのだけれど、全体を俯瞰して考えると「これはベストなやり方ではなかったよね」となってしまう。映画を撮る側は当然最後までの成り行きを知った上で作っているので、脚本家も、監督も、医療監修も、全部知った上で撮っている。
簡単に言えば、ストーリーの中に大きなどんでん返しを用意して、観る側をびっくりさせようとした結果、医療上おかしな展開にしてしまった。これではダメだ。
あと、観る前から「絶対ファイナルじゃない」と思っていたけれど、やっぱりそう。シリーズ最終作というのも観客を間違った方向へ誘う宣伝文句で、これを最終作にする気なんて全くない。テレビ局がかむとこういう手法で観客を増やそうとするので、ほんとくそ。
評価は☆半分。