2022年02月11日

北京五輪のスノボハーフパイプの採点について

このブログの読者なら僕が競技スキーヤーであることは知っている人が多いと思うけれど、長いこと競技スキーをやってきたおかげで、アルペンスキー以外にもジャンプ、距離スキー、スノボ、カーリングなど、いくつかのウィンタースポーツにも経験があって、五輪も夏季より冬季の方が好きだ。夏の五輪はほとんど観戦しなかったのだが、冬の五輪は観戦を楽しみにしている。

今日はスノボのハーフパイプをリアルタイムで観戦したのだが、このジャッジが酷かった。問題となったのは平野歩夢の2本目と3本目のジャッジである。ポイントは生データが表示されたので、それを転載する。

平野歩夢 2本目
SWE 96
FRA 92
CAN 90
USA 89
JPN 95
SUI 90

平野歩夢 3本目
SWE 98
FRA 95
CAN 96
USA 96
JPN 97
SUI 95

である。参考までに、銀メダルだったScotty James選手の2本目の採点も転載する。

Scotty James 2本目
SWE 92
FRA 93
CAN 94
USA 91
JPN 93
SUI 92

このデータを並べてみて、確実なのは平野の2本目より3本目の方ができが良かったということだ。全てのジャッジが平野の2本目より3本目を高く評価している。点数の差を列挙すると、
SWE +2
FRA +3
CAN +6
USA +7
JPN +2
SUI +5

である。では、2本目と3本目にそんなに大きな差があったのだろうか。また、平野の2本目は89〜96まで7点の開きがある。一方で、平野の3本目は95〜98、Scottyの2本目は91〜94で、両方とも3点差の中に収まっている。7点は、いささか開きすぎている。また、FRA、CAN、USA、SUI の4人のジャッジは平野の2本目よりもScottyの2本目を高く評価している。平野がジャッジへの怒りを力に変えることができたので3本目に逆転して優勝したのだが、このジャッジの不透明感は拭いようがない。

平野が見せた技はトリプルコークといわれ、縦方向に三回転する。コーク技の先駆者はショーン・ホワイトで、バンクーバーでダブルコークを披露して金メダルを獲った。ソチでも、平昌でも、コークはダブルが限界で、「ハーフパイプではダブルコークまでが限界」と言われていた。その常識を覆したのが平野である。五輪以外では平野が成功させたことがあったのだが、他には、正式な試合では世界中で誰も成功していない。それほどまでの大技を披露して、きちんと完走した。それでScottyに負けてしまうのでは、一体どうしたら良いと言うのか。

なお、ScottyはScottyでバックサイド(背中側から回転)のダブルコークを、メインスタンスとスイッチスタンスの両方で成功させているので、決して大したことのない演技ではなかった。だから、Scottyの技をトリプルコークよりも高く評価するというコンセンサスがあったのなら納得できる。しかし、そんな様子は3つのジャッジからは窺うことができない。フランス、カナダ、米国、スイスのジャッジはダブルコークと勘違いしたのではないか。

DAZNのサッカーコンテンツに「ジャッジ・リプレイ」という番組があって、元審判や元選手、サッカーファンによって判定の正当性を議論しているのだが、スノボのジャッジにも同様のコンテンツが欲しい。主観による採点競技には常にこういった不透明感がつきまとう。見る側が納得できる解説がないと、競技に対する興味を失いかねない。ジャッジは何を見て、何を評価するのか。これは観戦者のみならず、選手も興味があるはずだ。
  

Posted by buu2 at 15:30Comments(0)2022北京

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2021年08月08日

東京五輪男子サッカーの総括

戦前から言っていたのだが、結局森保の戦略のなさ、戦術のなさが原因で日本サッカー史上最強にして、もっとも恵まれたU24日本代表は4位に終わった。おそらく、今後数十年、これだけのチャンスは来ないだろう。

メキシコ戦での敗因は、この試合だけにあるのではない。この試合に至るまでの戦略上の問題だ。つまり、選手の起用方針である。出場選手をほぼ固定してしまい、特定の選手、特にミッドフィールダーをヘトヘトに疲れさせてしまった。にもかかわらず、3位決定戦になってもそうした疲弊が目立つ選手に頼ろうとする森保は無能以外の何者でもない。

中二日で連戦が続くのは分かっていたのに、選手交代が遅れる。挙句延長戦まで戦うことになったのだから、選手達のパフォーマンスは落ちる一方だった。疲労すれば、トップスピードが落ちるし、スピードを維持できる時間も短くなる。最初の一歩の駆け出しも遅れるし、スタミナもなくなる。体力だけでなく、頭脳も疲労して判断力が鈍くなっていく。試合を追うごとに相手は強くなっていくのに、選手達のパフォーマンスは落ちる一方なのだ。これでは勝てるものも勝てない。

森保の戦略は「とにかく目の前の試合を頑張れ」というものだ。実は、この森保の方針は前からわかっていた。一昨年のアジアカップでも同じ過ちを犯していたのである。

久保と堂安が一歩抜きん出た選手であることには同意する。また、リーダーとしてオーバーエイジから選ばれた吉田も代えを見つけるのは困難だろう。しかし、他の選手はいくらでもなんとでもなる。ところが、森保は選手を休ませることをしなかった。

また、戦術面では、林の重用が足を引っ張っていた。テレビの画面から見るだけなので評価には限界があるのだが、それでも林が相手のオフサイドラインをきちんと見極められずにいることは明白だった。「おまえ、そこにいたら最初からオフサイドだろ」というポジショニングで再三オフサイドを取られて攻撃の流れを切ってしまっていた。攻撃力ではなく運動量を求めたのかもしれないが、それなら林以外のミッドフィールダーで良かった。結局得点パターンはほとんど堂安と久保の個人技とコンビネーションに頼らざるを得なくなっていた。

ニュージーランド戦は相手の選手が決定機に足を滑らせるという幸運によってPK戦に持ち込めたのだが、本当なら負け試合だった。延長に入って田中を板倉に代えて守備が安定したことからもわかるように、この試合は田中を完全休養させるべきだっただろう。また、それに続くスペイン戦、メキシコ戦は常に押し込まれてカウンター狙いにならざるを得ないことがわかっていたのだから、三苫や前田の使い所だったはずだ。ところがここでも森保は動くことができなかった。スペイン戦で久保と堂安を2枚替えしたことについて批判する向きもあるけれど、とんでもない。ミッドフィールダーは最初から守備に追われることが分かっていたわけで、前田や三好の守備力は少なくとも疲労困憊した久保よりはずっと上だった。どうせ押し込まれる時間が長くなるのだから、ボールを奪って攻撃に転じた時に突破力のある三苫やスピードのある前田なら、もっとチャンスを作ることができただろう。三苫は開幕直後はコンディションが悪かったのかもしれないが、問題がなかった前田にはもっと長い時間を与えてあげる必要があったと思う。

森保には、選手を生かす戦術の引き出しが決定的に少ない。自分の考える戦術に選手を配置するだけで、配置する選手のバリエーションも少ない。毎週一試合のJリーグならこれでも戦えるけれど、中二日で5、6試合を戦うような五輪やワールドカップで良い成績を出すのは不可能である。東京五輪は、グループリーグは選手の力で勝って、決勝トーナメントは監督の采配力で負けた。

今、Jリーグで良い成績を残しているフロンターレやマリノスの特徴として、選手の交代が上手ということが挙げられる。両チームは選手に戦術が浸透していることも大きいが、試合の中での選手の疲労をうまくマネージメントしている点も見逃せない。マリノスで言えば、フォワードはエウベル、オナイウ、前田、仲川、レオセアラを取っ替え引っ替えしているし、ボランチの喜田と扇原もキックオフから並んでいることはあまりない。コロナのおかげで交代枠が5枚あるせいで、監督のマネージメント力は一層大切になっている。そして、日本の五輪代表はそこが最大のウィークポイントになっていた。

ところが、である。サッカー協会は森保を相変わらず高く評価しているらしい。これは日本サッカー協会が機能していないことのあらわれである。サッカー協会は2016年から長いこと田嶋幸三の独裁が続いている。こいつは安倍晋三と似た独裁者タイプの人物で、政敵には徹底的に冷や飯を食らわせ、お友達で周囲を固めてしまう。おかげでまともな人選ができなくなっているのだろう。選手のレベルは順調に上がってきているのに、サッカー協会と、協会が選ぶ監督の質が落ちる一方なのは残念なことである。  
Posted by buu2 at 03:13Comments(2)東京オリンピック

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2016年04月25日

五輪エンブレム選考過程で発見したグラフィックデザイン界の希望

東京五輪とパラのエンブレムが決定した。この件についてはこのブログでは下記で短い印象を書いたのだが、

http://buu.blog.jp/archives/51521433.html

この件に関連して、前回の出来レースの時の審査員の一人であった平野敬子氏が次のブログでとても興味深い論考を展開している。

1対3の構図 - 「A案」VS「BCD案」
http://hiranokeiko.tokyo/?eid=66

要すれば、「プロ的な視点からは今回の選考はA案の出来レース」という内容である。が、この短いまとめはリードとして受け取って、上記のエントリーを読んでみて欲しい。一般投票では人気のなかったA案に決定したことを併せて考えると、とても味わいのある内容である。

ちなみに、このブログではエンブレムデザインの選考について詳細を告発していて、全てのエントリーが充実している。

HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG
http://hiranokeiko.tokyo

信頼が失墜した日本のグラフィックデザイン界だが、パンドラの箱に残されたもののように、ちゃんとしっかりした人が残っていたようだ。僕はこの業界についてはほとんど知識がないので、この一件までは全く知らない人だったのだけれど。このブログの文章は、誰でも理解できるような平易な文言を選び、自身のプロ意識とプライドを最大限に反映し、加えて、大きな悲しみを盛り込んだ名文だと思う。今後、デザインに関係する人はもちろん、東京五輪に関わる人も、いや、全ての日本人が読んでおくべき文章だと思う。

僕も、2004年のライフサイエンスサミットで「2010年バイオ市場25兆円の実現は無理」と指摘して会場内の全員に冷水を浴びせて孤軍奮闘したことがあるのだが、その後、僕自身は日本のバイオ業界のムラ体質がすっかり嫌になってしまい、今では距離を置くようになってしまった。

参考:http://buu.blog.jp/archives/51251071.html

平野さんには引き続き頑張って欲しい。五輪のエンブレム云々ではなく、日本のグラフィックデザイン界のために。日本は(この国は、と書いたけれど、あ、もう僕は日本にはいないんだった、と思い出して書き換えた。今、東海岸は朝の6:45)、出る杭は全力で叩く国だから。一つ残念なのは、平野さんがブログを開始した動機の中に

これからはじまるエンブレム審査がより良い結果を生むために

出典:責任がとれる方法で http://hiranokeiko.tokyo/?eid=1

というものがあったのにも関わらず、相変わらず人気のない、そして選考前に「出来レース」と状況証拠から指摘されていたエンブレムが選ばれたことである。  

2016年04月10日

東京五輪・パラのエンブレム最終候補

新国立競技場をどうするのかなぁ、と思っていたら、その前にエンブレムの案が提示された。あぁ、そういえば、という感じである。

https://m.tokyo2020.jp/jp/games/emblem/evaluation/

色々と説明を受ければそれぞれなるほどなぁ、と思うのだが、まず第一印象としてA案は地味すぎる。わびさびと言っても、世界から理解を得るのは難しそうだ。また、単色でどこでもありそうなデザインなので、あちこちにパクリ疑惑のデザインが出てきて、社会を混乱させかねない。C案も、風神雷神と言われれば確かにその通りなのだが、説明がない状態で見てしまうと岡本太郎と長野五輪のスノーフラワーを足して二で割ったような印象である。またこんなの?と思ってしまう。この2つを消去した上で残りを見ると、B案はあまりにオーソドックスな上に、五輪とパラで微妙に統一性がない。一方でD案はどこかの国の国旗のようでもあるし、なぜ朝顔?と日本人でも思ってしまう。この2つに比べると、誘致で使った桜のデザインの方が上に見えてしまうのが残念なのだが、桜のデザインは権利の関係で継続使用が難しいというなら仕方がない。ここは好みだとは思うが、僕ならより抽象的なB案を選びたい。  

2015年09月06日

続々 五輪エンブレムについて

先に書いたこの問題に関する記事はこちら

五輪エンブレムについて
http://buu.blog.jp/archives/51504847.html

続 五輪エンブレムについて
http://buu.blog.jp/archives/51505232.html

さて、日本人はバランスを取りたがる民族なのか、一方的に叩かれてノックダウンされた佐野氏を擁護する意見がチラホラでてきた。どれも「はて?」と思わされる内容だったのだが、今回、かなり長文にまとめた記事を見つけたので、それにコメントしつつ、今回の佐野氏のエンブレムが撤回されたことが妥当だったのかを明確にしたい。

まず、記事はこちら。
それでもあの五輪エンブレムは”パクリ”ではない!
〜そもそもデザインとは何か?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44972

以下、引用しつつコメントしていく。
撤回へのきっかけとなった原案よりも、私個人は最終案のほうがアイデアのスケールが大きいと感じる。

まず、今回の大きな問題点がこの不透明な「変更」なのだが、その点について本稿は全く言及がない。今回の騒動の流れとしては

0.エンブレムのデザインと、そのコンセプトが発表された
1.エンブレムのデザインのだささが指摘された
2.エンブレムとリエージュ劇場のロゴの類似性が指摘された
3.現在の案は最終案で、原案が存在したことが説明された(8月28日)
4.当初案とヤン・チヒョルト展のポスターとの類似性が指摘された

というものだが、おかしかったのは、3の説明における「原案」と、0で発表された「エンブレムのコンセプト」に乖離があったことだ。エンブレム(最終案)のコンセプトの説明では「正方形を9分割したものと日の丸を重ねて、1964東京五輪のエンブレムへのオマージュとした」という主旨の話があったのだが、原案には日の丸を重ねたコンセプトが全く存在していなかった。デザインにおいてベースとなるべき「コンセプト」が、組織委員会の指摘によってあと付けされたことが判明してしまい、「なんだそれ」となったわけである。

盗用というのはふつう「バレない」ようにするのが基本だろう。デザイナーとしてのキャリアが20年以上ともなる佐野氏が、ここ一番のコンペでそこまで杜撰な盗用をするだろうか。

何か論理的な説明があるのかと思ったら、著者の主観による推測が論旨でびっくりした。しかも、すぐあとで
あそこまでわかりやすく似せる

と、デザインが良く似ていることについて主観を述べている。「あの五輪エンブレムは”パクリ”ではない!」とタイトルしておいて、「だって、そんな馬鹿なことするわけないじゃん」では拍子抜けも甚だしい。

たとえば写真でもトリミングが1mmずれただけで、ビジュアルの印象というものはかなり変わってくる。見る側は理性ではなく、感性でその細かな違いを実は見分けている。そこまできちんと計算して世に送り出せるのがプロである。そのこだわりが極まって、0.1mmレベルの世界で作業をしているデザイナーもざらにいる。

このデザインに対するこだわりがどこまで本当なのかはさっぱりわからないし、トリミングにおける1ミリがどのくらいのサイズの写真での話なのかという重要な情報が欠落していて、筆者の説明力の低さが窺われるのだが、ともかく、これを是とするなら、「1ミリにもこだわるデザイナーが、組織委員会の指摘によってコロコロ2度もデザインに修正を加えるのか。結果として、原案と最終案は全く異なるものになっているが、デザイナーとしての矜持はどこへ消えたのか?」となる。

以下、今回の問題とは離れた筆者の個人的主張が続くのでざっくりと割愛して8ページに飛ぶ。
美術やデザインの教科書などでもよく紹介される名作、国宝「平家納経」の見返しに俵屋宗達が描いた鹿の画をヌケヌケというほど見事にトレースしている。このポスターが制作された当時は、ネットの画像検索などなかったわけだが、多くの人たちが元ネタを知っていたので、これは明らかに「わざと」かつ「あえて」なチャレンジである。

同様の意見として、風神雷神図を例に、似ている芸術は山ほどある、という擁護論を開陳している例があるのだけれど、それらと今回の一件とには重要な相違がある。それは、インスパイアされていることが発表時において明らかかどうかである。仮に俵屋宗達が全く無名の画家で、宗達が尾形光琳のもとに「こんな絵を描いてみました」とやってきて、尾形光琳がその絵の存在を握りつぶした上で、自身のオリジナルとして風神雷神を描いていて、後日そのことが明らかになったのであれば、光琳の風神雷神の評価は全く異なるものとなるだろう。こっそり盗むことと、おおっぴらに参考にすることは全く違う。そうした全く違う性質のものをあえて並べることによって、佐野氏のデザインの正当性を主張する書き方からは悪意しか感じ取ることができない。

補足:佐野氏が手がけたデザインは盗用か?

ここでも、それほど問題とは思えない事例を大きく扱っていて、明らかに問題と思われる事例を簡単にスルーしたり、あるいは言及すらなかったりするので拍子抜けする。世間の趨勢は知らないが、少なくとも僕は東山動植物園と太田市美術館・図書館のロゴについてはパクリだとは思わない。前の文章を読んでもらえればわかるが、僕が明らかにクロだと思ったのはサントリーのトートーバッグと、展開例の資料で使った画像で、この2つにおいてだけで、エンブレム作成の担当者として欠格だと考えている。加えて、エンブレムの原案は限りなくクロに近いグレーと考えている。その後に発見された多摩美大のポスター数点について盗用の指摘がなされているが、

佐野氏の盗用が次々と発覚 多摩美大のポスター、『Zoff』のメガネ写真を無断利用か
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1852106.html

この、文字が溶けている奴などは劣化コピーの可能性が非常に高いと思っている(YOUR LIFは、溶けている文字の量によって水中の墨の量が変化しているのだが、佐野氏のポスターはその辺が整合が取れていないところが「劣化」)。Zoffのメガネもトレースの可能性は高いと思う。

また、サントリーについて本稿は
明らかに問題があると思うのは、エンブレムの展開写真の無断使用とサントリー・ALL FREEの「夏は昼からトート」キャンペーンの全30点中の1点。

と書いているのだが、すでに8つの作品について他人の著作物をトレースして利用したことを根拠に、佐野氏自身がデザインを取り下げているのである。それらについて問題なしと判断する著者の姿勢からも、「単に意識が甘いか、佐野氏と仲良しなだけ」という印象を受ける。

さて、まとめておこう。佐野氏は、サントリーのトートバッグと、五輪エンブレム展開例の資料において、盗用を行った。これは本人も認めている事実である。そのような、他者の権利に対して無頓着な作家は五輪エンブレム制作者としての品格に欠けると思う。そして、五輪エンブレムの原案は、すでに発表されていたデザインに酷似していた。その関連性については厳密な判断は不可能なので、これ以上の追求は無意味だろう。過去に盗用を行っていた人物が、盗用を疑われる作品を提出した、ということだ。「李下に冠を正さず」とはよく言ったものである。さらに加えて、最終案の説明にあったデザインコンセプトが原案には存在せず、応募、選考、修正、決定にいたるプロセスにおいて何らかの不公正が行われた可能性を否定できない。以上において、今回の佐野氏によるエンブレムが撤回されたことは、妥当な判断だと思う。ただし、その責任のすべてが佐野氏にあるとは思わない。組織委員会の側にも大きな瑕疵があったと思う。
  
Posted by buu2 at 21:30Comments(0)TrackBack(0)ニュース

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2015年09月03日

続 五輪エンブレムについて

どうなるか注目していたのだが、佐野氏は逃げ切りに失敗した。それを伝えるのが次の記事だ。

東京五輪エンブレム取り下げ 組織委、新たに公募へ
http://digital.asahi.com/articles/ASH915RS0H91UTQP02D.html

この記事を読むと、「はて?」と思う部分がいくつかある。

佐野氏は相変わらず正当性を主張しているのだが、彼がここで認めたらデザイナー人生は終了なので当たり前である。個人的には取り下げられた最終案とベルギーのリエージュ劇場のロゴの関係性については次のように判断を保留していたのだが
今回のエンブレムが盗用なのか、それともたまたま似てしまったのかは判断が難しく

五輪エンブレムについて
http://buu.blog.jp/archives/51504847.html

その後に出てきた原案と、ドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルトの展覧会ポスターについてはクロだと考えた。これは実は選考委員会も認知していて、だからこそ二度に渡って修正を要求したんだと思う。その際、リエージュ劇場のロゴを参考にしたかどうかは不明だが、審査委員会がなぜ二度も修正を要求してまで佐野氏の起用に拘ったのかはちょっと理解に苦しむところである。ともあれ、この限りなくクロに見える原案と、その説明に利用した「活用例」の明らかな盗用によって、佐野氏は逃げ道を塞がれ、擁護派もこれ以上の擁護が困難であると判断したのだろう。

加えて、今回の騒動を契機にして穿り返された、過去のパクリ疑惑も問題になったはずだ。特に多摩美大関連のパクリ疑惑についてはこれまたクロの疑いが強い。無断使用を認めて撤回したサントリーのトートーバッグの件をあわせて考えると、佐野氏の今回のエンブレム案は、グレーであってもクロに近いと思わされてしまう。上にリンクした「五輪エンブレムについて」というエントリーでも書いたのだが、佐野氏には五輪エンブレムを描くだけの品格が不足していたと思う。

ただ、問題は佐野氏が手がけたデザインのみにあることなので、今の段階では彼を養護するデザイン関係者や、佐野氏の家族には関係がない。記事に書かれているような佐野氏の家族にまで悪影響があったとすれば、それはお門違いと言える。こういった誹謗が事実であれば、それはそれで非難されるべきだろう。目的は手段を正当化しない。正しい目的は、正しい行動のみの集積によって実現されるべきだ。

#ただ、佐野氏の家族や親しい知人の中には五輪エンブレムの決定過程においてその結論に影響を与えかねない人物が複数おり、そういった人物たちについては「関係がない」とは言い切れないところがある。

次に、武藤事務総長のコメントである。事務総長は「審査時の内部資料として作ったが、公になる際に権利者の了解を得るのを怠った。不注意だった」と無断転用を認めつつ、内部資料だったから問題ないという見解を示している。しかし、著作権法で認められているのは私的利用の範囲内であって、内部資料はこれに当たらない(私的利用は、個人や家庭内、それに準ずる範囲(家族同様の親しい範囲))。加えて、今回の無断転用は、わざわざ「copyright」の表記をトリミングして削除していた。内部資料として転用するだけならこの表示を削除する必要性は一切なかったはずだし、もしそれが残っていれば、28日の説明会見の前に権利者への打診があったはずである。法律の認識もおかしいが、内部資料だからオッケーとしても、わざわざ「copyright」表記を削ったことに対する追求があってしかるべきなのに、それを怠っている。こういう体質こそが、今回の事態を招いたのだろう。

審査委員の永井代表のコメントもおかしいと思う。「模倣でないとの説明は専門家には分かるが、一般国民の納得を得るのは難しい」とは、「こっちは悪くないが、衆愚の圧力に屈した」という感じである。僕は専門家ではないので、ヤン・チヒョルトの展覧会ポスターと原案はそっくりに見える。この類似性を専門家以外の一般の人に対して平易な言葉を使って否定できないなら、専門家の腕が悪いのではないだろうか?加えて、佐野氏がこれまでパクリを繰り返している人物であることの評価が何もない。「李下に冠を正さず」で言うなら、これまで何度もすももを盗んでいる人物がすももの樹の下で冠を正しているのだ。その点にも言及があってしかるべきだろう。

さて、ともあれ佐野案は取下げられたので、新しいデザインを選ぶ必要がある。いっそのこと1964のデザインをそのまま、という意見もあるが、これには全く同意できない。ダメなのは佐野氏や審査委員を含めた既得権者や、これまでの価値観に胡座をかいている老害たちであって、デザイナー全体ではない。五輪エンブレムはデザイナーにとって大きなチャンスなのだから、きちんと再公募して、国民的な投票で決めれば良い。その際、応募資格はなるべく緩和するのが望ましいし、募集する側はデザインに求められる思想や、デザイン上の制約などを明示すべきだ。「粗製乱造では困る」という指摘はもっともなので、イラレやフォトショでのファイル提出を要求するとか、公式サイトにおける事前投票で一定数以上の推薦票がなかった場合には足切りにするといった手段もありだろう。

以下、全くの余談だが、アルファベットをモチーフにデザインするのは非常に危険なので避けるべきだろう。  

2014年02月23日

男子スラロームの主役

ソチ五輪の男子スラロームはまれに見る泥レースとなってしまった。それを演出したのは、セッターを担当したクロアチアのコーチ、コステリッチである(ヤニツァ・コステリッチ、イヴィツァ・コステリッチのパパ)。

ただでさえ急でハードな斜面だったのだが、そこにとんでもない旗門をセットしたおかげで、選手たちの完走率が著しく下がってしまった。おかげで、完全なサバイバルゲームとなってしまい、一本目の記録などはほとんど意味がないものになってしまった。

実は僕も同じような場面の当事者になったことが、一度だけある。それは確か大学3年の時で、栂池で開催された東京地区国公立大学スキー大会のスラローム競技だった。その時、一本目のセットが異常にインターバルの広い設定になっていて、まるでジャイアントスラロームのようだった。GSの試合も別途行われていたので、一本目が終わった後、選手会がセットを担当した栂池スキースクールに、「二本目はもうちょっとスラロームらしいセットにしてくれ」と要望を出した。その要望にへそを曲げた栂池スキースクールは、一本目の三倍にも及ぶ本数の旗門をセットした。そのセットは一本目はもちろん普通のスラロームと比較しても異常に間隔が狭く、僕は、ゴールに到達するまでに2回転倒した。二本目に出走した全選手の中で、転倒しなかったのは2人だけで、3位の選手ですら1度転倒したという、異常事態となった。この一件以後、僕は栂池が大嫌いになった。

アルペンスキーという競技は、基本的にはセットに文句を言うべきではない。選手は、ポールが立っているところを黙って滑れば良い。今回も、きちんとゴールした選手は何人もいたし、優勝したのは一本目にラップだったマリオ・マットだったのだから、速い選手がきちんと結果を出したとも言える。上位に並んだ選手たちは、確かにこのところ調子の良い選手たちだった。しかし、スタートバーを切ってピステに飛び出していく選手たちが次から次へと途中棄権してしまい、まともにゴールした選手が数名しかいないというのはいかがなものか。少なくとも、テレビでレースを観戦していても、面白いレースではなかった。選手はもちろん、多くの観戦者も、このセットには納得がいかなかったと思う。選手たちはこのレースに向けて長い時間をかけて調整してきたはずで、その努力がほとんど実を結ばないのでは、虚しいとしか言いようがない。それを観ている僕たちも同じだ。

今回のスラロームは、主役が選手ではなくセッターになってしまった。こんな不幸なレースは、もう観たくない。  

2014年02月21日

フィギュアスケート女子フリーを見終えての雑感

スポーツ選手の引退時期は、選手自身が決めるものだ。

辰吉丈一郎のように辞めどきがわからなくなって、ボロボロになるまでやる人もいる一方で、中田英寿のように、え?このタイミングで?と不思議に思うようなときに辞めてしまう人もいる。どれが正解ということもない。

浅田真央は今回の五輪で引退すると言われているが、まだ白紙というのが正直なところだろう。以前、ソチ五輪について「集大成」という言葉を選んだのが失敗だったと思う。彼女がソチで引退するか、しないのかは本人次第だが、少なくともソチは、彼女の大会ではなかった。昨日のフリーも、ツイッターでは称賛の声が大きいが、リザルトを見れば決してノーミスではなかった。

http://www.isuresults.com/results/owg2014/owg14_Ladies_FS_Scores.pdf

ノーミスだから良い、悪い、という話ではない。演技が「集大成」としてどうだったのか、ということだ。ただ、それも、浅田真央自身が納得しているなら、他人がとやかく言うことでもないだろう。

ショートプログラムも、フリーも、生でテレビ観戦したのだが、浅田真央の演技は、ギャンブル的で余裕が感じられなかった。また、フリーでは演技開始の時点で体が左に傾いていて、違和感があった(カメラの角度の問題かも知れないが)。フリーの途中からはいわゆる「ゾーン」に入ったのか、徐々にキレと安定感が増してきたのだが、ショートプログラムと合わせて五輪の75%が終了したタイミングでは、手遅れ感が強かった。それ以上に、ショートとフリーの前半は「挑戦」ばかりが前面に出ていて、演技からはスケートの楽しさがあまり伝わってこなかった。

フリーの演技における全てのジャンプ(=ギャンブル)に表向き勝利したせいで、たくさんの賞賛するつぶやきがツイッターに流れたけれど、それは判官びいき的な色彩もあったのではないか。それはそれで全く構わないのだが、日本人の活躍ではなく、「世界最高の演技」を楽しみたいというスタンスからは、やや疑問だった。とにかく危なっかしくて、終始ハラハラ・ドキドキしっぱなしなので、精神衛生上良くない。そういったギャンブルの積み重ね、挑戦にこそ醍醐味があるのかも知れないけれど、僕が長いことやってきたアルペンスキーが、「ミスしたら終了という条件下で、完走することを前提としていかにして限界に近づけるか」という競技だったからか、クリアできる可能性が低い状況で挑戦していくというのは、ちょっと好みではなかった。やはり、確実にこなすことが前提の競技のほうが好きだ。例えばジャンプ競技なども、きちんと着地できるのが大前提である。そういう競技の方が、実は多いのがスポーツである。

多くの日本人は浅田真央の演技に感動したようだが、実は僕にとっては浅田真央よりもキム・ヨナの演技の方が興味深かった。キム・ヨナは、終始安定した演技を続け、ギャンブルらしいギャンブルに挑戦しなかった印象がある。腰が万全ではないという報道もあったし、ブランクが長かったせいか後半は体力的に息切れしていた感もある。そうしたいくつかの制限の中で、自分が現在できる範囲の演技を完璧にこなす、という姿勢が凄いと思った。一度金メダルを獲っているという余裕もあったのかも知れないが、今自分が置かれている状況を正確に判断し、その上で、確実にこなすことのできる課題を全て完璧にこなした、という感じを受けた。とかく、「根性」とか、「気持ち」でなんとかしようとする人が多い東洋人の中にあって、非常に合理的で、理性的な演技に見えたのである。そのあたりの安定感が素晴らしく、それでいて彼女が設定した「限界」がかなり高度なところにあったので、これは凄いなぁ、と感じたのである。

仲の悪い2つの国家の国民が勝手に金メダルを期待しただけで、それとは無縁の次元で、彼女たちにしかわからない戦いがあったに違いない。その戦いで、浅田真央は長年のライバルだったキム・ヨナに敗れ、そのキム・ヨナもソトニコワに敗れた。フリーの後半でのみしか満足のいく滑りができなかった浅田はともかく、キム・ヨナは、思い残すことは何もないはずだ。銀メダルで不満なのは、彼女の取り巻きばかりだと想像する。

誰が去り、誰が残るのかは現時点ではわからない。全てのスポーツに共通しているが、選手の入れ替わりは必ず起きて、でも、競技自体は引き続き開催される。今回の主役たちには「おつかれさま」という言葉しかないし、まだこの世界に残るなら、また世界最高の演技で楽しませて欲しいと思う。出場することができなかった選手も含め、競技者たちは一人一人、舞台への出場切符の獲得に向けて、血の滲むような努力を積み重ねている。それが高度に濃縮されているからこそ、五輪は素晴らしい。  

2014年02月20日

【急募】森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞めさせる方法

森喜朗は都知事選でも「原発ゼロなら五輪返上」という珍説を展開して馬鹿を晒していたのだが、

「原発ゼロなら五輪返上」 ハタ迷惑な森喜朗の“ご乱心”
http://gendai.net/articles/view/news/147354

今度はこれである。

森元首相 真央に「あの子、大事なときには必ず転ぶ」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/20/kiji/K20140220007629140.html

「負けると分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはなかった」


「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」


だそうで。こんな奴が東京五輪・パラリンピック組織委員会会長で良いの?こいつを辞めさせる方法はないの???  
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2014年02月07日

ソチ五輪開幕

いよいよ楽しみにしていた冬季五輪が開幕である。僕自身がアルペンスキーを長くやっていたこともあり、夏の五輪よりも楽しみな競技がずっと多い。

ワックス開発の仕事をやっているので、渡部弟とは去年白馬の駅前の居酒屋で一緒に飲みながらワックスの話をした。結局、まだ試作品を使ってもらうところまで行き着いていないのだが、状況さえ好転すればいつでもテストしてもらえる状態だ。

最近は白馬に良く出かけるので、その際に上村愛子のご両親からは何度か漬物をご馳走になった。おばさんの漬けたヤーコンはとても美味しかった。

アルペン競技を長くやっているから、佐々木明とは五輪に出る前の、もうすぐ一流の仲間入りという頃に同じくアルペン選手だった生田君と一緒に丸沼で飲んだ。ちなみに生田君は今、チーム大根のエースとして八方リーゼンに出場していて、僕がカメラマン役である。

三星真奈美は彼女が中学、高校生時代に上越国際のロッジたかきで一緒のお風呂に入った仲で(当たり前だが、「一緒のお風呂に入った」のであって、「一緒にお風呂に入った」わけではない。たかきのお風呂は一つしかなくて、時間によって男子風呂、女子風呂になっていた)、彼女が通っていた鴨居中学はうちの会社の本社がある場所だ。スキーを接点にして、身近なところですれ違った選手が何人もいる。

今回の五輪では選手の他にも、フリースタイル部長、アルペン男子監督、パラリンピックアルペン監督といった面々とも面識があるので、当分目が離せない。とりあえず、来週末には白馬に行って、関係者と一緒に声援を送りたいと思う。あと、パラのアルペン監督に大量のピンズを渡し、ソチのピンズと交換してきてもらおうと思う(笑)。テレビ解説で活躍すると思われる岡部哲也さんは大学スキー部後輩の会社で役員をやっているので、こちらも恵比寿で飲んだことがあるのだが、こちらも頑張って欲しい。

本当は、ソチのスタートにサービスマンとして行きたかったんだけどね。それは、次の五輪までおあずけかな。何しろ、選手のみんなには、日頃の実力を出し切って欲しい。それが一番難しいんだけど。早速、伊藤みきがやっちゃったみたいだし。  

2013年09月17日

東京オリンピックの開会式の演出は誰がやるのか(予想)

このあいだテレビを見ていたら、東京オリンピックの開会式の演出を誰にやらせるのが良いか、というアンケートをやっていた。候補は宮崎駿、北野たけし、宮藤官九郎、あと、誰だったっけ?これを見て、えーーーーーっ???と思ったので、ちょっとネットで調べてみたら、こんなアンケートもやっている。

東京五輪決定! 開会式の総合演出は誰にしてほしい?
http://number.bunshun.jp/articles/-/680533/feedbacks?title=%23%E5%8C%97%E9%87%8E%E6%AD%A6%23%25&sort=recommend&per_page=10

あのさ、まずクドカン。そりゃぁあまちゃんはヒットしているけれど、お前ら、今までの彼の実績をちゃんと知ってるのか?大人計画の舞台とか、見たことあるのかよ??そりゃ、岸田國士はとってるけど、まだまだ一発屋の領域を出ていないわけで、7年後にどうなっているのか、何の保証もない。

#ちなみに僕は一品物(世界に一つ)松尾スズキデザインTシャツを持ってます。
https://livedoor.blogimg.jp/buu2/imgs/b/4/b45c003f763a97b6f607.jpg

ビートたけしだって、映画は監督できるだろうけれど、舞台の演出はどの位やったことあるのよ。少なくとも、僕は見たことないよ。

挙句、宮崎駿って、そりゃ、五輪期間中毎日日本のクリエイターが作るショートアニメを一本放送するとかなら話はわかるけど、生身の人間を演出したことあるの???

蜷川幸雄はもういい加減年でしょ。今でも77歳だよ?死んじゃっているかも知れないじゃん。坂本龍一は音楽で協力する可能性は高いけれど、総合演出って感じじゃないよね。大友克洋、庵野秀明、村上隆あたりは全部宮崎駿枠だよ。

#てか、毎日1ショートアニメとかはすごく楽しそう。手が遅い大友克洋も今からなら十分間に合うはず。

秋元康は可能性ありだけど、作詞や企画はともかく、監督・演出はどうなの?あと、浅利慶太はもう長野でやったじゃん。

野田秀樹しかいないでしょ。なんで名前が出てこないの?東京都歴史文化財団が運営している東京芸術劇場の芸術監督だよ?歌舞伎界とも連携できて、優秀な俳優も何人も使ってきている。遊眠社時代にエジンバラで公演をやっているし、野田地図になってからも海外で赤鬼とか、THE BEEとかやってきている。イギリスからは名誉大英勲章ももらっている。3.11の時はちょうど芸術劇場で「南へ」という芝居をやっていて、「劇場の灯を消してはいけない」というリリースを出しつつ、東京と東北の架け橋の役割を果たしてもいる。

参考:「劇場の灯を消してはいけない」(野田地図)
http://www.nodamap.com/site/news/206

年齢的にも7年後なら65歳、大御所でしょ。

対抗馬が見つからないぐらいにガチだと思うんだけど、そんなことないの?  

2013年09月12日

あっという間に祝 東京オリンピック2020開催

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もう、お祝いモードに変更されていた。  
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2012年08月11日

ロンドン五輪のサッカーの感想

男子は4位、女子は2位ということで、結果だけ見るなら非常に良いと思うのだけれど、どちらも惜しかったなぁ、という感じである。

負けの構図はどちらも一緒で、パワーとスピードにまさるチームに対して組織力とパスワークで対抗して、一発にやられた、という感じ。

ボクシングで喩えるなら、一発で試合を決めるパンチを持っているボクサーに対して、細かくポイントを稼いでいくスタイルで挑んで、一発をもらって負けてしまった、という感じである。

それぞれ見ていくと、女子は「決勝進出は意外ではないが、決勝戦は意外に健闘した」というのが僕の感想で、決勝に至るまでの試合はポゼッションこそ奪われたものの、危なげなく勝ち抜いた印象が強い。国際ランキングで3位のチームなので、このくらいはできるだろうな、と思っていた。一方で、決勝戦は米国のパワーとスピードが半端ないことから、一つ間違えれば5−0といった一方的な試合でも不思議ではない、と思っていた。実際、2−0まではそんな感じで進んだのだけれど、そこから先が予想外に素晴らしかった。連戦による疲れから米国のスピードが落ちたということだったのかも知れないけれど、試合を支配したのは間違いなく日本女子で、ハンドの判定次第では勝者が変わっていても不思議ではなかった。米国のパワーが女子サッカー界で頭ひとつ抜けているのは間違いがなく、コーナーキックひとつとっても、米国だけはファーサイドまで届くけれど、他のチームはニアかショートコーナーにならざるを得ない。キック力が違うということは、パスが届く距離やそれに付随する展開力(サイドチェンジなど)のみならず、パススピードの違いにもつながるわけだけれど、それらにおける圧倒的不利な立場を、組織力で挽回して、五分の試合を展開したのは素晴らしいの一言に尽きる。

一方で男子。メキシコに力負けし、同じアジアのライバル、韓国との3位決定戦に回ったのだけれど、こちらは女子とは違い、勝てたのになぁ、という内容だった。勝てる試合だったのはメキシコ戦も同じだったのだが、メキシコ戦はミスで負けたのに対して、韓国には一発で負けたのが異なる点。スーパーシュートが決まって先取点が転がり込んで、「あれ?これは勝てるんじゃないの?」と思ったところから生まれた隙につけこまれたようなメキシコ戦だったけれど、韓国戦は「良いリズムで攻めているから、この調子ならそのうち点が取れるだろう」と思っていたらカウンターでやられちゃった、みたいな。しかも、2度。このあたりはU23ということを考えると経験不足もあって、仕方ないんじゃないかなぁ、と思うところもある。フル代表でこれをやったら「バカ、死ね」という感じだけど、まだ経験が不足している選手たちである。この経験を、フル代表で生かしていってもらわないと、と思うべきところだろう。

男子、女子ともに共通しているのは監督力の高さで、開幕前の関塚監督などはマスコミに「意図不明の采配」などと批判されたりしていたけれど、実際には「マスコミごときに理解できるわけがないだろう」というところで、西野を含めた3人は、日本人としてはトップの監督力を持っていると思う。勝てる試合、惜しい試合を落としたという感はあるものの、監督の采配によって、現時点で望める最良の結果を得たとも言えると思う。一番の問題点は男女ともに走りまわるサッカーなので、五輪のような試合ごとのインターバルの短い大会ではコンディションの維持が難しいということ。逆に言えば、選手層の厚さが求められるわけで、でも、そのあたりは今の日本の育成スタイルを考えれば、解決できるんじゃないかなぁ、と思う次第。

サッカーという競技で、男女ともにベスト4以上に残り、五輪の最終盤まで国民を楽しませたということは、非常に高く評価されるべきだと思う。  
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2012年08月06日

「2番じゃダメなんでしょうか」というお国柄

8月6日現在のメダル数に関するアレコレ

金メダル数ランキング
1位中国、2位米国、3位英国、15位日本

銀メダル数ランキング
1位中国、2位ロシア、3位米国、4位日本

銅メダル数ランキング
1位米国、2位ロシア、3位中国、4位日本

メダル数ランキング
1位中国、2位米国、3位ロシア、6位日本

金メダル率(金メダル取得36ヶ国中)
1位カザフスタン(6/6)、2位グルジア、ベネズエラ(1/1)、35位日本(2/27)

  
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2012年07月30日

ロンドン五輪柔道の判定が非常に不安定な件

なんか、柔道を観ていると、審判の判断の不安定さが酷い。一番ひどかったのはこれだけど、

青3本が白3本に…海老沼の判定、ビデオで覆る
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/martialarts/judo/1/20120729-OYT1T00797.htm

審判が全員青(韓国選手)に旗をあげていたのに、審判委員の指摘で全員白(日本選手)に変わってしまうって、それじゃぁ審判の存在意義ってなんなの?という感じ。お前らは何を見ていたんだ、と。やっている選手が可哀想だ。

この試合の主審は「日本人選手に旗をあげない」という説もあったようだけれど、試合ではこの主審が有効を取ったのに、審判委員が取り消したりもしていて、主審が日本嫌いということではないと思う。単に下手なんじゃないかと。

柔道の判定って主観によるものが大きいし、過去にも大きなミスジャッジがあったりしているので、審判委員がきちんとビデオでチェックするのは良いんだけれど、それにしても、もうちょっとしっかりしてくれないとなー、と思う。  
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2008年08月24日

オリンピックの野球についての所感

期待された野球だけれど、結果を見ればメダルなし。まじめに野球をやっている国はかなり少ないわけで、その中で上位4チームに入るのは当たり前といえば当たり前の状況。そして、その4チームに対して全敗というのだから、4位は至極妥当な結果である。

星野監督はストライクゾーンを敗因の一つとして挙げているようだ。

星野監督「申し訳ない気持ちでいっぱい」
野球日本代表・3位決定戦後公式会見


これはごもっともだが、僕の考えは違う。

まず、選手の選び方。名前を優先して選んでしまったところはなかったのか。例えば森野。中日ファンの僕は彼の良さを良く知っているが、今回の選出は意外だった。なぜなら、故障明けで調整に不安があったからだ。確かにどのポジションもこなせるという使い勝手の良さはあったと思う。しかし、あまりにも不確定要素が大きい。あるいは田中。7月半ばに肩の痛みを訴えていて、万全とは言えない状況だった。他にも、故障持ち、あるいは故障明けて間もない選手が少なくなかった。加えて、中日ファンから見ても今シーズンは調子が悪い川上、岩瀬、荒木といった選手を選んだのも良くわからない。もし中日から今選手を連れて行くのであれば、山本昌、井端あたりだと思う。上原の選出にもかなり疑問が残ったが、上原は活躍していたと思うので、数少ない成功事例かもしれない。特に投手に対する「剛速球信仰」はどうだったのか。藤川が良い投手なのは間違いないが、オールスターの選出とは違う。今シーズンの実績を考えれば下柳などの選出があっても良かったはずだ。

続いてピッチャーの使い方。なぜあんなに猫の目のように交代したのかがわからない。ピッチャーは投げてみなければわからないことが結構ある。ブルペンで調子が良くても、マウンドに上がってみたら別人のよう、ということも、星野監督、大野コーチは山ほど見てきているはずだ。それなら、調子の良いピッチャーはそのまま投げさせても良かったと思う。これは、和田を引っ張りすぎて同点ホームランを浴びてしまった予選リーグの韓国戦が良くなかったのかもしれない。おかげでベンチがマウンドにいるピッチャーを信用せず、ブルペンにいるピッチャーを信用するようになってしまったのかもしれない。

加えて、個人の責任を追及するのはどうかと思うが、やはりGG佐藤の不安定な守備。彼のエラーはここ一番でことごとく相手の得点につながってしまった。まさに「記憶に残るエラー」である。こうなってしまったのは、エラーのランナーをホームインさせてしまったピッチャーの責任と言う考え方もあるだろうが、それにしてもいただけない。慣れないポジションを守っていたというのも一つの理由かも知れないが、それならなぜそんな起用をしなくてはならないような選手選択をしたのか、ということになってしまう。

そして、最後に、機動力を活かせなかったこと。盗塁やバントによって一つ先を目指す野球をすっかり忘れてしまった印象がある。

打線は水ものだから、打てなくても仕方がない。長打が少なかったことは間違いないが、それもある程度は諦めがつく。しかし、守備力とか、機動力には好不調があまりないはずだし、投手力も本当ならある程度は計算ができたはずだ。

正直、4位というのは意外な結果ではない。何のしがらみもなく、今回のメンバーを選んだというのであれば、やはり一番悪いのは監督ということになるだろう。

星野監督は「日本の野球はこんなものじゃない」と言っているが、「こんなもんだ」というところから考え直すべきだと思う。  
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2008年08月20日

全日本柔道連盟の不透明選考が意外に成果をあげている(笑)

北京オリンピックは女子柔道選手の活躍が目立ったのだけれど、その選手選考についてはかなり前から問題点が指摘されていた。特に谷亮子選手の選出に際しては色々な意見が出ていて、僕自身も電通の意向なのかトヨタの意向なのかまぁ他にも色々ここには書けないようなこととかあるのかもしれないけれど、なんともいただけないと思っていた。

さて、その北京オリンピック柔道、蓋を開けてみたら、意外とこの不透明選考によって選出された選手達が活躍した。

柔道の代表は通常の階級に関しては全日本選抜柔道体重別選手権の結果、最重量級に関しては全日本柔道選手権大会の結果を参考に決定される。では、それらの結果がどうだったのか、ということになるが、両大会の優勝者を列挙するとこんな感じである。

全日本選抜柔道体重別選手権優勝者
60kg級・平岡拓晃(五輪代表→2回戦敗退)
66kg・内柴正人(五輪代表→金)
73kg・金丸雄介(五輪代表→敗者復活3回戦敗退)
81kg・小野卓志(五輪代表→1回戦敗退)
90kg級・泉  浩(五輪代表→2回戦敗退)
100kg級・鈴木桂治(五輪代表→敗者復活1回戦敗退)
100kg超級・井上康生

48kg級・山岸絵美(谷亮子(五輪代表→銅)に勝利)
52kg・中村美里(五輪代表→銅)
57kg級・松本 薫(佐藤愛子(五輪代表→敗者復活3回戦敗退)に勝利)
63kg・上野順恵(谷本歩実(五輪代表→金)に勝利)
70kg級・岡 明日香(上野雅恵(五輪代表→金)に勝利)
78kg級・穴井さやか(中澤さえ(五輪代表→2回戦敗退)に勝利)
78kg級・塚田真希(五輪代表→銀)


全日本柔道選手権大会優勝者
石井慧(五輪代表→金)
塚田真希(五輪代表→銀)
(五輪代表は太字)

こうしてみると、不透明選出が目立った女子選手だが、その活躍が目を惹く。ということで、「全日本柔道連盟の不透明選考は結果的にそれなりの成果を挙げている」という見方も出来ると思う。一方で実力主義を通した男子選手はその多くが成績を残していない。

しかし、今の状況では、谷や谷本が現役を続行する限り、山岸や上野(順)には絶対に機会が回ってこない。山岸なら金メダルだったかもしれないし、上野(順)だって全試合一本勝ちで金メダルだったかもしれないのだが、それもこれも全部「もし」の話になってしまう。直接対決で勝っても出られないというのは相当に理不尽な話である。

どうにか打開策はないものかなぁ、と思うのだが、百歩譲っても、「代表候補二人による3回戦直接対決」による代表決定ぐらいしか思いつかない。塚田真希選手の決勝戦のように、常に攻め続けた結果、大逆転の一本負けを食らうということも柔道にはある。だから、一発勝負で決めてしまうのは確かに酷かもしれない。それなら、三回勝負ぐらいにしてまぐれの可能性を排除してみたらどうなんだろう。  
Posted by buu2 at 11:19Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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2008年08月14日

また金メダル

bec494b1.jpg北島が最も得意とする200メートル、ライバル不在、そして100メートルを制した勢いと、全てが追い風の中での決勝レース。泳ぐ方も、観る方も、もちろん解説者も、100メートルのときとは違って随分落ち着いてみることが出来た感じ。2位に1秒以上の大差をつけての完勝。北島としては世界新記録がでなかったことがちょっと不満だったかも知れないが、それでも合計4つの金メダルは立派。

福田内閣、何も良いところがないから、きっと国民栄誉賞を出すんだろうなぁ(笑)。  
Posted by buu2 at 11:06Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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2008年08月11日

北島世界新で金メダル

989fae76.jpg重圧の中できっちり仕事をするところが彼の素晴らしいところ。  
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2006年02月26日

お疲れ様でした

11f5996e.jpgまだ若干の競技が残されていますが、このブログの多分世界最速ブログ中継シリーズは今日のスラロームで最後になります。お付き合いいただきありがとうございました。  
Posted by buu2 at 04:18Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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多分世界最速ブログ中継 男子スラローム二本目

af1b3ba2.jpgさて、いよいよ二本目。天気は雪。ナイターなのでバーンはかなり硬いと思われる。公宣によるとかなりトリッキーなセットらしい。

ということでちょっとチェックしてみたらまずスタート直後のヘアピンのあとにロイヤルストレートフラッシュがある。それから急斜面に入って数ターン後にアンダーが横に50センチぐらいずれているヘアピンゲートがある。なんだ、こりゃ?ゴール前にあるストレートもロイヤルっぽいな。確かにちょっとトリッキー。あとはこれでどの位掘れるか。

湯浅は1.39差だから逆転はちょっと厳しいと思うけど、条件さえ良ければラップも取れることを実証しているので入賞圏内ぐらいまで来て欲しい。さて、そろそろ湯浅の出番。

2:46
さぁ、こい。結構良い感じ。急斜面を乗り切った。おーーーー、1.12差をつけてラップになった。湯浅、良いじゃないか!!!

残り15人。

2:49
チップナイト、スタート。かなり板をまわしている。これじゃぁダメだ。慎重すぎ。トキらないけどタイムもでない滑り。1秒以上遅れてゴール。まだ湯浅トップ。湯浅、入賞が見えてきた。

2:52
ハンソン、スタート。ちょっとトリッキーなセットに手こずってる感じ。後半は良いな。コンマ67遅れてゴール。残り13人。

2:53
コクラン、スタート。緩斜面の手前で板を回しすぎた。これはダメだな。板を振りすぎ。これも湯浅にはかなわない感じ。1秒以上遅れた。

2:54
ブルジェ、スタート。だめだ、これもまわしすぎ。ちょっとみんな慎重過ぎないか?湯浅の順位がどんどん上がっていく。これで12位以内確定。

2:55
さて、イビツァ。速い。さすが自前のコーチのセット。途中計時で負けてる。ゴール。あぁ、コンマ12負けた。さすがイビツァ。

2:57
ビッグス。動きが鈍いな。これはダメでは。あ、転んだ。

2:58
佐々木、下までいけるか?勝負をかけるだろ?どうよ。スタート!!!
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、3旗門目で片反!!!!!!!!!!!勝負かける前に終った、明。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁ!残念。やると思ったが、やっぱりやった(^^;

しかし、まだ皆川がいるぞ。湯浅もまだ2位に残ってる。

3:00
ブロレニュゥス。速いぞ。でもコンマ36遅れてゴール。湯浅より遅い。

3:03
シェーンフェルダースタート。かなり堅実な滑り。体が動いている。良い感じ。これは抜かれるな。あーー、コンマ30勝ってラップ。湯浅は3位に落ちた。

3:04
ミレル、スタート。ちょっと荒れてるな。板がばらついている。シェーンフェルダーには勝てそうにない。どうだ?コンマ03遅れてゴール。挽回したけど2位。湯浅は4位に。

残り5人だ。

3:06
グランディ、スタート。ん?かなり慎重だな。これは厳しくない?あ、でも最初の計時でコンマ05勝ってる。でも徐々に遅れてきた。ゴール。コンマ69遅れ。湯浅の4位は変わらず。残り4人。入賞決定。

3:07
ヘルフスト、スタート。リズムが良い。この滑りは良い。体も動いている。これは普通におりればラップだな。どうだ・・・・・・・・・・・・コンマ18かわしてラップ!!

さて、皆川、来い!!!!!

3:09
ミナガワ〜(原田調)
スタート。ちょっと遅れた。急斜面は良い。バックルが外れた????をいをい、アトミックブーツ、しっかりしてくれよ。なんでこんなところで壊れるんだよ。右足の・・・トップかな? まぁ仕方なし。もっと動け!!!動け!!!!!ゴール。どうだ。コンマ21遅れて3位。でも5位以内確定。メダル圏内。

残りはカレ・パランダーとライヒ。

3:11
あ、カレ・パランダー片反!下まで滑っちゃった。本当はいけないのに。でも、片反だろ。ゴールしてラップ。片反だ!!まだ3位。ミナガワ。でも、最後はライヒ!!!

3:12
ライヒ、スタート。速い。うまい。急斜面はどうだ。うまい。これはさすが。うまい。ゴーッル!うわー、速い。コンマ8以上離してラップ。ミナガワ、惜しい。4位。でも、4位。コンマ03差。湯浅は何位だ?7位か。

いやぁ、残念。もうちょっとでメダルの快挙だったのに・・・・

二本目の成績を良く見ると湯浅は二本目3位ですね。ラップだったライヒにコンマ04しか負けてない。二本そろえなければ意味はないのですが・・・・でも、湯浅の二本目もナイスだった。

ちなみに皆川は二本目9位。うーーーん、悔しい。これは滅茶苦茶悔しいよ。水物のスラロームでこんなチャンスは滅多にないのに。ロッカもパランダーも消えてくれたのに・・・・。あぁ、惜しい。

それにしても二本ともラップでまとめたライヒはさすが。

まだ生田がいるよ〜生田を待つぞ〜。

3:46
さぁ、生田。アルペン最後の選手。良い滑りだ。一本目からこれをやればと思っちゃうほどの滑り。アーーー転んだ。でも登ってる。登れ!!みんなゴールで待ってるぞ。ゴーーーール!!!お疲れ様!!!!!!!!

と、こ、ろ、で、佐々木・・・・・・・・・・

Skix SNS  

2006年02月25日

男子回転スタートリスト

6756d3a4.gifトリノオリンピックもいよいよ大詰め。

男子回転のスタートリストが発表されましたね。佐々木10番、皆川11番、湯浅39番、生田44番。


以下、宣伝。ウインタースポーツ専門SNS、Skix SNSは現在招待状なしでも入会可能。トリノ五輪終了後はこれまでどおり、会員の招待状がなければ参加できなくなります。トリノ五輪期間中に是非どうぞ。下記サイトの右下の「新規登録」から手続が出来ます。
Skix SNS  
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2006年02月24日

荒川静香金

938ddfa1.jpgおめ  
Posted by buu2 at 07:17Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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多分世界最速ブログ中継 女子フィギュアスケート フリー

5:22
安藤、四回転失敗。しかし、チャレンジしたのは良かったね。

その後もジャンプで精彩を欠いている感じ。やはり最初の四回転の失敗を引きずっているのかな。

6:18
さて、ガラスのエース、コーエンはロミオとジュリエット。あーーー、最初のジャンプで転倒。うわ、二度目のジャンプも転倒。これはダメだ。足の付け根を傷めたのではという噂は本当だったのか?中盤のジャンプでも両足着氷のミス。どうも不安定な滑り。しかし、その後は取り戻した感じ。ポイントはトータルで183.36で、それでもトップ。

6:23
まず荒川。トゥーランドット。最初のトリプルルッツダブルループのコンビネーションは無難に成功。二度目のコンビネーションはトリプルトリプルではなく二つ目を二回転。確実にポイントを取りに来たか?こだわりのイナバウアーも決めた。さすが。調子良い。滑り終わった。これは結構良いんじゃないの?解説者もかなり誉めてる。さすがに2転倒のコーエンよりは上だよね。・・・・・・トータル191.34でトップ。日本人のメダルは確定。やっと来たよ。

6:31
続いて村主。こちらも序盤から順調。中盤のトリプルトゥーループも成功。途中何度か回転不足があったけど、比較的良い出来。ただ、ちょっと基礎点が少ない?表彰台に二人乗るか?・・・・・・・トータル175.23で3位。うーーーん、ちょっと伸びず。さて、スルツカヤがどこに入ってくるか。

6:41
キミ・マイスナーは165.71で5位。荒川の2位以上が決定。

6:48
さて、最後の最後、ロシアのスルツカヤ。序盤のコンビはトリプルサルコ、ダブルトゥーループ、ダブルループ。ちょっと流れが止まった感じ?こんなもの?解説者曰く「さすがのスルツカヤも滑りが少し硬い」。あーーーーー、転倒。こ、これは、荒川、金に近づいた??コンビネーションジャンプが減ってるし、転倒もあるとかなり荒川有利な感じ。村主ももしかして銅????

さて、最後の採点は・・・・・・・181.44で3位。荒川金だぁーーーー。伊藤みどりでも取れなかった金メダル。

おめでと。村主は残念ながら4位。安藤は15位。

さて、寝よう。  

2006年02月21日

多分世界最速ブログ中継 女子カーリング予選対スイス戦

いやぁ、7−2になったときは非常に厳しい感じだったんだけど、そこからの粘りが凄いですね。すっかり人気者になってしまった日本女子カーリングチームですが。

今、第8エンドをやっているところ。ポイントは7−5でスイスがリード。しかし流れは日本に傾きつつある。

が、第8エンド、スイス4点。ここで日本ギブアップ。11−5。これで日本敗退が決定。残念でした。  

多分世界最速ブログ中継 男子ジャンプ団体

日本は全員が終えて一応1位。しかしすぐにポーランド、ドイツに抜かれてメダル絶望。

ノルウェイがバッケンレコードの141.5。これでトップ。

フィンランドは138メートル。ここでフィンランドがトップ。大ジャンプ連発。

さぁ、金メダルをかけてオーストリア。140.5。優勝。

1位 オーストリア
2位 フィンランド
3位 ノルウェイ
4位 ドイツ
5位 ポーランド
6位 日本  

2006年02月13日

多分世界最速ブログ中継 スノーボード ハーフパイプ 女子決勝

一本目。

22:00
伏見、着地で失敗。9.5ポイント。

22:03
山岡、最後の着地で失敗。22.4ポイント。

22:05
米国HIGHT、29.4ポイント。

22:08
スイスPESKO、35.9。

22:10
ノルウェイBUAAS、40.9。

22:11
オーストラリアBRIGHT、転倒。17.0ポイント。

22:14
フランスVIDAL、最後に転倒。26.1ポイント。

22:16
中島、33.1ポイント。ここまでで3位。

22:18
オランダMAAS、一発目でいきなり失敗。8.7ポイント。

さて、ここから本命米国3人。

22:20
米国TETER、凄い高い演技だったけど、最後にスピード不足になった。でも、44.6ポイント。滅茶苦茶高得点。

22:22
米国BLEILER、途中で失速したのに最後に900をパーフェクトに決めて41.5ポイント。

そしてソルトレイクの金メダリスト登場。
22:25
米国CLARK、男子並みの高さですごい演技。最後にちょっと失速したけどそれでも41.1。米国が1、2、3。中島はここまで6位。山岡9位、伏見11位。

さて、二本目。
22:37
オランダCLARK、いきなり失敗。もったいない。8.7。

22:39
伏見、最初のふたつは結構良かったんだけど、3つめのジャンプでエッジに乗り上げてしまって失敗。残念。

22:41
オーストラリアBRIGHT、41.0ポイント。メダルに届かず。

22:44
山岡、無難におさめたけど、やっぱ米国の3人に比較すると高さが全く足りない感じ。32.7ポイント。

22:48
フランスVIDAL、35.7ポイント。

22:49
米国HIGHT、ここでかなりの演技。37.8ポイント。

22:51
中島、途中で手を着いてしまってやや失敗。これでは入賞も苦しいか。30.6。うーーーん。中島9位、山岡10位、伏見12位が決定。

22:52
スイスPESKO、転倒。残り4名。

22:56
ノルウェイBUAAS、ここで頑張らないと米国が1位から4位まで独占。と見ていたら高い。良い演技で42.0。2位に食い込んで、残りは米国の3選手。

22:58
米国CLARK、物凄い高い演技も最後に着地失敗。38.1ポイント。4位。米国の表彰台独占ならず。

22:59
米国BLEILER、終始高い演技。最後の900も見事に決めて高得点が期待できるか?43.4。あぁ、届かず。銀メダル。米国TETERの金メダルも決定。

23:03
米国TETER、ウイニングラン。って、ウイニングランもすげぇ。46.4ポイント。

ちょっと、男子も女子もハーフパイプは全く質が違うって感じ。とにかくこの種目に必要なのは高さ。そのためには最初のスピードが必要だし、着地もスムーズに決めて演技の流れを止めないようにしなくちゃならない。大変だね、こりゃ。  

多分世界最速ブログ中継 スノーボード ハーフパイプ 女子予選

すいません、予選通過者の成績だけ。

スノボ1

スノボ2  

2006年02月12日

多分世界最速ブログ中継 スノーボード ハーフパイプ 男子決勝

さて、決勝。

一本目で大本命ショーン・ホワイトが46.8。すげぇ高得点。なんかもう金メダルを決めちゃったんじゃないか、という感じ。

で、二本目。やっぱり誰もショーンを越えられず。二本目滑る前に金メダル。ウイニングラン。素晴らしい。

スノボリザルト

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Skix SNS  

多分世界最速ブログ中継 男子ダウンヒル

なんで生放送やらないんだよーーーって、感じなので、マジでこのブログは日本最速と思われ。
現在25番までスタート済み。

Bib Name NOC Rank Time Diff.
10 WALCHHOFER Michael Austria AUT 1 1:49.52 0.00
14 KERNEN Bruno Switzerland SUI 2 1:49.82 +0.30
17 AAMODT Kjetil Andre Norway NOR 3 1:49.88 +0.36
18 MILLER Bode United States USA 4 1:49.93 +0.41
15 MAIER Hermann Austria AUT 5 1:50.00 +0.48
4 STROBL Fritz Austria AUT 6 1:50.12 +0.60
25 STAUDACHER Patrick Italy ITA 7 1:50.29 +0.77
20 RAHLVES Daron United States USA 8 1:50.33 +0.81
22 DALCIN Pierre-Emmanuel France FRA 9 1:50.35 +0.83
3 GRUENENFELDER Tobias Switzerland SUI 10 1:50.44 +0.92
8 KJUS Lasse Norway NOR 11 1:50.64 +1.12
23 MACARTNEY Scott United States USA 12 1:50.68 +1.16
11 BOURQUE Francois Canada CAN 13 1:50.70 +1.18
13 HOFFMANN Ambrosi Switzerland SUI 14 1:50.72 +1.20
6 SULZENBACHER Kurt Italy ITA 15 1:50.84 +1.32
19 FILL Peter Italy ITA 16 1:50.88 +1.36
21 KROELL Klaus Austria AUT 17 1:50.91 +1.39
12 GHEDINA Kristian Italy ITA 18 1:50.98 +1.46
16 BERTRAND Yannick France FRA 19 1:51.37 +1.85
2 MICKEL Finlay Great Britain GBR 20 1:51.48 +1.96
24 DEFAGO Didier Switzerland SUI 21 1:51.51 +1.99
7 KUCERA John Canada CAN 22 1:51.55 +2.03
9 SOLBAKKEN Bjarne Norway NOR 23 1:51.72 +2.20
1 BRANCH Craig Australia AUS 24 1:52.55 +3.03
5 BANK Ondrej Czech Republic CZE DNF

第二シードが主戦場(笑) でも、ミカエル・ヴァルヒホッファーはきちんとラップ。さすが。以上、Skix SNSより。

Skix SNS

で、レースはこれで終わりかと思ったら、なんと30番スタートからキター!こんなことってあるのか?アントワーヌ・デネリア。

Bib Name NOC Rank Time Diff.
30 DENERIAZ Antoine France FRA 1 1:48.80 0.00
10 WALCHHOFER Michael Austria AUT 2 1:49.52 +0.72
14 KERNEN Bruno Switzerland SUI 3 1:49.82 +1.02
17 AAMODT Kjetil Andre Norway NOR 4 1:49.88 +1.08
18 MILLER Bode United States USA 5 1:49.93 +1.13
15 MAIER Hermann Austria AUT 6 1:50.00 +1.20
28 BUECHEL Marco Liechtenstein LIE 7 1:50.04 +1.24
4 STROBL Fritz Austria AUT 8 1:50.12 +1.32
25 STAUDACHER Patrick Italy ITA 9 1:50.29 +1.49
20 RAHLVES Daron United States USA 10 1:50.33 +1.53
22 DALCIN Pierre-Emmanuel France FRA 11 1:50.35 +1.55
3 GRUENENFELDER Tobias Switzerland SUI 12 1:50.44 +1.64
29 OSBORNE-PARADIS Manuel Canada CAN 13 1:50.45 +1.65
8 KJUS Lasse Norway NOR 14 1:50.64 +1.84
23 MACARTNEY Scott United States USA 15 1:50.68 +1.88
11 BOURQUE Francois Canada CAN 16 1:50.70 +1.90
13 HOFFMANN Ambrosi Switzerland SUI 17 1:50.72 +1.92
6 SULZENBACHER Kurt Italy ITA 18 1:50.84 +2.04
27 NYMAN Steven United States USA 19 1:50.88 +2.08
19 FILL Peter Italy ITA 19 1:50.88 +2.08
26 SVINDAL Aksel Lund Norway NOR 21 1:50.90 +2.10
21 KROELL Klaus Austria AUT 22 1:50.91 +2.11
12 GHEDINA Kristian Italy ITA 23 1:50.98 +2.18
16 BERTRAND Yannick France FRA 24 1:51.37 +2.57
2 MICKEL Finlay Great Britain GBR 25 1:51.48 +2.68
24 DEFAGO Didier Switzerland SUI 26 1:51.51 +2.71
7 KUCERA John Canada CAN 27 1:51.55 +2.75
32 JERMAN Andrej Slovenia SLO 28 1:51.70 +2.90
9 SOLBAKKEN Bjarne Norway NOR 29 1:51.72 +2.92
38 CHESTAKOV Pavel Russian Fed. RUS 30 1:51.93 +3.13
34 SPORN Andrej Slovenia SLO 31 1:52.17 +3.37
1 BRANCH Craig Australia AUS 32 1:52.55 +3.75
31 JAERBYN Patrik Sweden SWE 33 1:52.87 +4.07
39 ZAHROBSKY Petr Czech Republic CZE 34 1:52.90 +4.10
35 SPRECHER Claudio Liechtenstein LIE 35 1:53.34 +4.54
36 ZAKOURIL Borek Czech Republic CZE 36 1:54.07 +5.27
33 CRUICKSHANK Roger Great Britain GBR 37 1:54.65 +5.85
37 ANTOR Alex Andorra AND 38 1:55.01 +6.21
41 SATS Konstantin Russian Fed. RUS 39 1:55.03 +6.23
40 GAYME Maui Chile CHI 40 1:56.10 +7.30

ダウンヒルリザルト  

多分世界最速ブログ中継 スノーボード ハーフパイプ 男子予選

とりあえず、ルール。
ハーフパイプ
5人によるジャッジによる得点で順位を決定する。
予選は2回行い、1回目の上位6人と2回目の上位6人の計12人が決勝に進出。
決勝は2回実施し、得点の高い方を採用し順位を決める。


18:06
成田、3人目に滑って31.5ポイント。アナウンサーは「意外に伸びなかった」と感想。ちなみに僕は専門がスキーなので、ボードの採点基準は良くわからん(^^; とにかく、2本滑って得点上位12名が決勝進出。

18:07
次の選手は40点台だった。成田、イマイチだったらしい。

あんまり関係ないけど折角だから昔岩岳で撮影した成田君でも載せておこう。
なりた

18:21
国母、失敗で大きく減点されて20点台。予選通過は難しそう???

18:36
中井、36.0でこの時点で5位。

19:24
村上、27.9。うーーむ。

19:38
おいおい、男子ダウンヒルはどうしたんだよ、もうスタートしてんじゃん、などと思いつつ、スノボハーフパイプの二本目。日本人が滑ったら速報します。

20:06
今、二本目を10人ぐらいが滑ったところ。最高点は37ぐらいかな?あ、今コスキが40.6です。

20:16
国母、来た。あーーーーー、4つめのナインハンドレッドで大ミス。完全に失速して以後、全く演技にならない。これはダメだ。31.7。現時点で7位。予選落ち決定。

20:22
村上、すげぇ良い演技。高い。最後に手をついちゃって、これがどう減点されるか。どきどき・・・・

20:23
31.1、8位。ダメだ。最後のランディングミスが大きく響いちゃった。これで予選落ち決定。厳しい競技だなぁ。

20:31
成田、大失敗。14.7。予選落ち決定。

20:44
日本人最後の中井。ほぼノーミスだが。あとは演技の質。36.8。7位。全員予選敗退が決定(;_;)

20:49
ショーン・ホワイト、45.3で予選通過。まぁ、当たり前(^^;

Start Bib Name NOC Rk Score
38 8 WHITE Shaun United States USA 1 45.3 Q
28 11 ZEBROWSKI Gary France FRA 2 43.3 Q
17 30 KOSKI Markku Finland FIN 3 40.6 Q
34 9 LUEPS Vinzenz Germany GER 4 39.5 Q
33 36 KELLER Markus Switzerland SUI 5 38.3 Q
15 35 LIPSCOMB Crispin Canada CAN 6 37.9 Q
9 15 KRATTER Giacomo Italy ITA 7 37.0
36 17 NAKAI Takaharu Japan JPN 8 36.8
35 5 MICHAELIS Jan Germany GER 9 36.3
24 34 MARTIN Brad Canada CAN 10 34.7
37 1 CREPEL Mathieu France FRA 11 34.2
21 44 LEMAY Hugo Canada CAN 12 34.1
31 40 SIMMEN Gian Switzerland SUI 13 33.8
3 2 KORPI Janne Finland FIN 14 33.5
4 22 LAMOUREUX Justin Canada CAN 15 31.5
25 43 MURAKAMI Fumiyuki Japan JPN 16 31.1
22 10 KOKUBO Kazuhiro Japan JPN 17 31.0
13 37 KALBERMATTEN Frederik Switzerland SUI 18 30.8
12 29 BROWN Mitchell New Zealand NZL 19 28.3
10 19 WAKEHAM Dan Great Britain GBR 20 27.8
32 31 LUNDMARK Micael Sweden SWE 21 27.2
23 32 FERNANDEZ Iker Spain ESP 22 27.0
5 38 LIGOCKI Michal Poland POL 23 26.9
20 6 LUNN Halvor Norway NOR 24 26.4
26 33 ALLAN Mitchell Australia AUS 25 23.7
11 23 BURTON Andrew Australia AUS 26 21.8
14 27 CERNIK Martin Czech Republic CZE 27 20.1
18 12 HOFFMANN Xaver Germany GER 28 18.7
30 3 NARITA Domu Japan JPN 29 14.7
16 39 SANDY Mikael Sweden SWE 30 14.0
1 13 PODLADTCHIKOV Iouri Russian Fed. RUS 31 13.6
27 14 AUSTBO Frederik Norway NOR 32 13.0
19 18 BRUNNER Therry Switzerland SUI 33 9.2
6 42 KARLSSON Stefan Sweden SWE 34 8.7
29 28 CHRISTIANSEN Kim Norway NOR 35 5.1
2 16 MATES Ben Australia AUS 36 5.0
8 41 PIETROPOLI Manuel Italy ITA 37 4.1
7 24 LIGOCKI Mateusz Poland POL 38 4.0

Skix SNS
  

多分世界最速ブログ中継 女子モーグル決勝

最初は6番目の伊藤。あーー、真ん中のセクションで乱れちゃったな。スピードはあったけどターンとエアで減点されそう。

3:26
里谷。3大会連続メダルなるか。第二エア。フロントフリップ。ややランディングが乱れた。ポイントは?22.12でここまでで9位。

3:32
カリー・トロー、25.65の高得点。エアも凄いしスピードも速い!

3:37
いよいよ上村。気合はいってるなぁ。スタート。ターンが早い。コーク720も決まった。ちょっとタイムが遅いけど、ポイントはどうかな?24.01でここまでで2位。残りは4人。

3:39
ミッシェル・ローク、第二セクションでやや乱れている。あぁ、これはダメだ。気持ちが空回りしちゃってターンが雑になってる。ポイントは・・・・・・なかなか出ない・・・・あぁ、20.04。残り3人。

3:41
サラ・ケリン、ポジションはイマイチだけどターンはアグレッシブ。エアはしっかり安定している。どう評価されるか。ポイントは、24.74。上村、この時点で3位。残り2人。微妙だぁ。

3:46
サンドラ・ラウラ、良いな、これは。ターンに切れがある。タイムも速そうだ。エアも決まった。これはダメだ。上村、はじかれる。ポイントは・・・・25.37。

3:48
ジェニファー・ハイル、これもターンに切れがある。これは完全に一枚上手だな。エアを失敗しなければ金メダル固い。エアも決まった。これは金メダ・・・あ、ちょっとゴール前で乱れたけど・・・・ポイントは26.50。金メダル。オメ。

ということで、上村は5位。まぁ、今の実力は出し切ったんじゃないかなぁ。とにかく入賞おめでとう。

ターンの質が上位2人は全く違っていたね。ナイターでバーンが硬くなっていたのでターンの質というのがより明確になった感じ。里谷15位、伊藤20位。

Skix SNS  

多分世界最速ブログ中継 ジャンプノーマルヒル予選 原田失格

2:16
原田が悪いのか、周りが悪いのか、不可抗力なのか。

今は情報が少なくて良くわからないけど、体重による板長規制に違反した模様。「何やってるんだか」という気持ちだ。

2:46
葛西、103メートルここまでで最長不倒

2:47
伊藤、99メートル、ここまでで9位タイ

2:50
残り15人

2:54
岡部、101メートル。

ビーストール、104.5メートル。葛西、抜かれた。

3:04
競技終了。葛西5位、岡部11位、伊藤18位。決勝は明日。

Skix SNS
  

2006年02月11日

多分世界最速ブログ中継 男子ノルディック複合3位争い

8ab75d9c.jpg写真判定の結果です(^^

すげぇ僅差。ジャンプやって、距離走って、この差ですか。で、この微妙な差で銅メダルと4位入賞。雲泥の差だよなぁ。まぁ、とりあえず写真判定のことを考えて靴は白は辞めたほうがいいよ、と。あと、柔軟性も大事。ちなみにノルウェイの選手同士のメダル争いでした。

日本人選手は16位Kobayashi、32位Hatakeyama、43位Kitamura、棄権Takahashiという結果。

1 ドイツ ヘティッヒ 262.5点(1) 39分44秒6(18)
2 オーストリア ゴットワルト 9秒8 234.5点(11) 38分2秒4(2)
3 ノルウェー モアン 16秒2 237.5点(9) 38分20秒8(3)
4 ノルウェー タンデ 16秒3 262.0点(2) 39分58秒9(22)
5 フィンランド タルルス 17秒3 257.0点(3) 39分39秒9(13)
6 ドイツ ハゼネイ 51秒1 212.5点(28) 37分15秒7(1)
7 ドイツ キルヒアイゼン 1分10秒5 224.0点(16) 38分21秒1(4)
8 米国 ロドウィック 1分12秒0 232.0点(13) 38分54秒6(6)  

多分世界最速ブログ中継 男子ノルディック複合

23:34
複合って、今は一日で全部やっちゃうんだね。日本人はもう全然だめぽみたいですが、トップ争いは面白い。

23:35
ドイツ、フィンランド、ノルウェーの3トップ。また3トップひとかたまり。

23:35
お、4位、5位が追いついてきた。面白い。

23:37
ドイツ、オーストリアがラストののぼりで抜けた。

23:40
だめだ、ドイツ逃げ切り!

オーストリア銀

うわ、3位争いがわかんない。どっちよ。写真判定?FFはフォトフィニッシュらしい。

続きは次エントリーを見て!

以上、Skix SNSから速報でした。
Skix SNS  

2004年09月02日

その心意気や良し

murofushiミズノのホームページより。室伏の金メダル記念Tシャツの販売のお知らせである。

別にミズノの回し者ではないのだけれど、このTシャツで注目すべきは赤字で書かれた注意書きの二つ目。「ご使用済みの分に関しても交換致します」まぁね、どうせ廃棄処分だから、未使用だろうが使用済みだろうが関係ないんだろうけどね。

ところでこのTシャツ、限定モノマニアの僕からすると、銀メダルのTシャツの方が欲しいぞ。どう考えても銀の方がレア度が高い(^^ もう、これに室伏広治直筆サインなんか入っていたら凄いだろうね、「スタジオへどうぞ」だね。  
Posted by buu2 at 23:43Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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2004年08月30日

アテネオリンピック番外ドーピング

ハンガリー選手のドーピングによって室伏選手が繰り上げ金メダルとなった。金メダルの数が増えたのは喜ばしい話だが、今ひとつすっきりしない。  続きを読む
Posted by buu2 at 14:43Comments(2)TrackBack(2)オリンピック

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2004年08月29日

アテネオリンピックバレーボール女子決勝戦中国対ロシア

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

さっき3位決定戦が終わったと思ったら決勝戦も今日なのね。  続きを読む
Posted by buu2 at 04:27Comments(1)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピック400mリレー男子

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

決勝まで行っただけでも大したものの日本。レースはまず英国がフライング。  続きを読む
Posted by buu2 at 03:47Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピックバレーボール女子3位決定戦ブラジル対キューバ

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

ヨーロッパに行っている間に日本は影も形もなくなっており、3位決定戦はブラジル対キューバ。  続きを読む
Posted by buu2 at 01:42Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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2004年08月28日

アテネオリンピック水泳シンクロ女子チームフリー

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

昨日のテクニカルルーチンを踏まえての二日目。ここでメダルが決まる。  続きを読む
Posted by buu2 at 02:08Comments(2)TrackBack(2)オリンピック

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2004年08月20日

アテネオリンピック水泳男子200m背泳決勝

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

100m銅メダルの森田が出るレース。  続きを読む
Posted by buu2 at 01:54Comments(2)TrackBack(2)オリンピック

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アテネオリンピック水泳女子200m平泳ぎ決勝

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

競技者としてはややピークを過ぎてしまったのか、と思わされる田中雅美だが、きちんと好タイムで決勝のプールに登場してきた。  続きを読む
Posted by buu2 at 01:45Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピックソフトボール日本対イタリア

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

旅行の準備中でちょっと手抜き気味(^^;

でも、シドニーで生で銀メダルの場面を見ているだけに、応援したいところ。  続きを読む
Posted by buu2 at 01:39Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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2004年08月19日

アテネオリンピック柔道男子100キロ級、女子78キロ級

シドニー金メダリストで五輪無敗の井上と、女王と言われながら五輪で一度も勝ったことのない阿武が登場。  続きを読む
Posted by buu2 at 19:15Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピックサッカー日本対ガーナ

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

もうあとがない、ではなく、後がすっかりなくなっちゃった消化試合の山本ジャパンの最終戦。  続きを読む
Posted by buu2 at 04:23Comments(2)オリンピック

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アテネオリンピックソフトボール日本対ギリシャ

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

もう全く負けられない展開の日本。今日の相手は格下のギリシャ。しかしこれまでも格下を相手に星を落としており全く油断ができない。  続きを読む
Posted by buu2 at 03:11Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピック水泳男子100mフリー

スクーマン、ホーヘンバンド、ソープの三つ巴か?  続きを読む
Posted by buu2 at 02:26Comments(2)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピック水泳女子200mバタフライ

シドニーで7位だった中西、どこまでいけるかというレース。二人超速い人間がいるので、銅メダルを取れるかどうか。  続きを読む
Posted by buu2 at 02:22Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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アテネオリンピック水泳男子200m平泳ぎ決勝

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

北島3コース、ハンセン5コースということで、隣り合っていないのは両者にどう影響するか。二人を隔てているのはハンガリーの新鋭ジュルタ。  続きを読む
Posted by buu2 at 01:35Comments(0)TrackBack(0)オリンピック

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